インディアンスのホセ・ラミレス【写真:Getty Images】

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これは本塁打!? ホセ・ラミレスの左右両弾、左翼&右翼がアシストの珍事に米反響

 米大リーグで歴史上の残る珍ホームランが同一選手によって連発され、話題を呼んでいる。フェンス際への大飛球をともに外野手がタッチしてスタンドに入れてしまうという“夏の怪弾”の模様をMLB公式動画コーナー「Cut4」が紹介。世にも奇妙な本塁打が反響となっている。

 いったい、これはホームランになるのか。そして、彼らはどっちの味方なのか……。全米が目を疑った珍本塁打は3日(日本時間4日)のタイガース―インディアンス戦で起きた。

 主役となったのは、インディアンスのスイッチヒッター、ホセ・ラミレス内野手だ。

 左腕ベルに対し、初回2死からレフトへ大飛球を放った。すると、思いもかけない展開となる。白球はフェンス最上部でバウンド、そのままフェンスを越えるわけでも戻るわけでもなく、もう一度バウンド。これにタイミングを崩されたのか、追いかけていた左翼手マトックが右手で捕球を試みたが、弾いてしまい、そのままサク越えしてしまった。

 マトックはバツが悪そうにフェンスにもたれかかってガックリ。観客が悲鳴を上げ、実況は爆笑する中、打ったラミレスは悠然とダイヤモンドを一周したのだった。

ミラクルは一度ならず二度も…アシスト弾なければ1日5二塁打だった可能性も?

 ミラクルは一度ならず、二度も続いた。6-1とリードして迎えた6回1死一塁。今度は右腕ライニンガーに対し、左打席に入ると次はライトへ放物線を描く。またもフェンス際の大飛球。すると、右翼手プレスリーがジャンプして伸ばしたグラブを弾き、フェンス最上部に当たり、またもサク越えしてしまった。

 さすがに今度は一瞬、ラミレスも二塁ベース上で止まり、判定を待ったが、これも本塁打。なんと左右両打席での2発を相手の“アシスト”によって達成するという快挙を演じてみせた。

 これにはCut4も2本ともに紹介。1本目を「まるでレイアップやバレーボールのレシーブみたいだ」と表現し、2本目を「ホセ・ラミレスはいくらかの助けをもらい、2本の本塁打をマークした」と偉業を特集。ファンに反響を呼んでいた。

 さらに凄いのはラミレスがこの2発を含む5打数5安打、残り3安打を二塁打で記録していたこと。逆にいえば、アシスト弾がなければ、1日5二塁打だった可能性もある。

 試合はインディアンスが11-1で大勝したが、タイガースの両翼は痛恨のプレーとなってしまった。