桃を簡単キレイにむく方法。ネットで話題の「湯むき」はダメ!

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 失敗なく、おいしく、キレイに。

 今年は桃の当たり年なのでしょうか、大ぶりでおいしそうな桃が比較的リーズナブルな値段で売られています。しかし、そもそも桃を上手にむくことって、できますか? 果物専門店の桃パフェのようなキレイなカット……。うーん、憧れます!

 そこで今回は、桃をお家でキレイにむくカンタン法をご紹介。ネット上で話題になっているむき方についても実践・検証してみました。

◆ネット上で話題の「湯むき」や「手むき」は難点あり

「桃 むき方」などでネット検索すると、桃をキレイにむく方法がたくさん出てきます。その中で最もカンタンそうで人気そうなのが2つ。まずはそれぞれについて、信憑性・おいしさの観点で検証してみましょう。

(1)湯むきをする

【手順】
桃の表面を柔らかくするために全体をゴロゴロして皮離れを良くする。⇒沸騰した鍋に20秒つける。⇒冷水につけて1分ほど置く。桃を尻側から手で裂くようにむく。

【考察】
桃がしっかり熟していないと失敗する可能性大。また、失敗を減らすためのゴロゴロは、桃本来の食感を一部こわしてしまうことになるためオススメできず。湯むきをするためにお湯を沸かす手間も面倒!

(2)タテ切りした後に尻側から手むきする

【手順】
桃をタテ4等分に切り目を入れ、アボカドと同じ要領でくるりと回す。⇒4つに分かれた果実の皮を、尻側から柄のついていた方向に向かってそれぞれ手でむく。

【考察】
品種や完熟度によって種離れがわるいことがあり、種がキレイに取れずぐちゃぐちゃになる可能性がある。また、皮が思うようにむけないことも。

 うーん、残念! つまり、実際にやってみるとなかなか上手にできないのです。しかもかえって失敗することさえあるので、注意が必要。その後色々工夫をしてみましたが、正直まばたき程度のカンタン法はないものの、失敗なく確実に成功する方法にたどり着きました。

◆これが安全パイ! 失敗なくキレイにむく方法とは?

 まずは桃を用意しましょう。柄近くのにおいを嗅いでみて、いい香りが漂っていれば、「食べ頃=むき頃」のサインです。

 桃をタテ方向に切り目を入れ、ぐるりと回しましょう。種がどちらか一方にくっついた状態で2分割されます。

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=750235

 ここからが最も大事な作業で、どうにかして種をするりとくり抜かねばなりません。包丁ではうまくいかないので、ギザギザのついたスプーンや専用のくり抜きツールを使いましょう。オススメは、こんな感じの「皮むき器」。値段は500円程度ですが、1つ持っているだけで桃人生が変わります!

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=750236

 ちなみにこの皮むき器、実をくり抜くと、皮に残るロス分が多いためオススメできず。あくまでも種を取るためのツールとして考えた方がよいかもしれません。はい、こんな感じでキレイに種が取り除かれます!

 これをさらにそれぞれ4等分にして、合計8つに切り分けましょう。

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=750238

 あとは、地道に包丁で皮をむくのみですが、実はまるごと1個の皮をむくよりもカンタンで、りんごよりも力不要でむくことができちゃうんです。場合によっては、手でスルスルとむける場合も! そして、皮をむいた実を寝かせて並べれば完成です!

 この方法だと、どんな桃を使っても同じように切り分けることができちゃいます。

 キレイに切った桃をサーブすれば、自分の至福はもちろんのこと、周りからも喜ばれること間違いありません。さあ是非お試しを!

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
【スギ アカツキ】
長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。Twitterは@akatsukinohana