ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ(アルカラ・ラ・レアルからアルト・オヤ・デ・ラ・モラ、129.4キロメートル)。総合首位キープを喜ぶスカイのクリス・フルーム(2017年9月3日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2017)は3日、第15ステージ(アルカラ・ラ・レアルからアルト・オヤ・デ・ラ・モラ、129.4キロメートル)が行われ、チームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)が総合争いのライバルとの差をさらに広げた。

 またしてもスカイのチームメートたちにがっちり守られたフルームは、ステージを5位で終え、バーレーン・メリダ(Bahrain-Merida)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)とのタイム差を前日から6秒広げて1分1秒とした。

 フルームは「強烈なアタックが何度もあったけれど、チームが最後まで付いていてくれた。みんなが適切なスピードでコントロールしてくれた。チームにとって最高の一日だ」と話した。

 大会はこの後、待望の2回目の休養日を挟み、5日にはブルゴス(Burgos)で個人タイムトライアルが行われる。そこでライバルとの差をさらに広げるものとみられるフルームは、休養日の予定を聞かれて「一日中寝て過ごすよ」と答えた。

 史上3人目のツール・ド・フランス(Tour de France)とブエルタの同年2冠という歴史的快挙の達成まで、あと一週間を切ったフルームだが、本人は慎重な見方を崩していない。

「今回のブエルタではあらゆることが起きた。クラッシュにアタック。来週も、何があってもおかしくないと思う」

「とにかく、この位置にいられることに感謝している。いつも通り、きょうも仕事をしてくれたチームメートに本当にありがとうと言いたい。みんなのおかげで、僕は今も赤ジャージー(マイヨ・ロホ)を着ていられる」

 ステージはアスタナ(Astana Pro Team)のミゲル・アンヘル・ロペス(Miguel Angel Lopez、コロンビア)が制し、大会2勝目を挙げた。

 先月30日の第11ステージで三大ツール(グランツール)初ステージ勝利を挙げたロペスは、最後の5キロメートルで一気に仕掛けると、標高2500メートルのゴール地点へ3時間34分51秒でたどり着き、過酷な山岳ステージを制した。
【翻訳編集】AFPBB News