<金正恩が「水爆実験」を行って、トランプの不用意な「武力行使」発言に米議員も神経を尖らせ始めた>

北朝鮮に対するドナルド・トランプ米大統領の場当たり的で挑発的な発言やツイッターが、北朝鮮の暴走に拍車をかけているという懸念が米議会で強まっている。

トランプは8月8日、北朝鮮の核・ミサイル開発に関して報道陣に問われ、これ以上アメリカを脅し続ければ、「世界がかつて目にしたことのない炎と怒りに直面する」と武力行使をちらつかせた。

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そして9月3日、北朝鮮がICBMに搭載できる強力な水爆実験に「完全に成功」したと発表すると、トランプは再びツイッターで北朝鮮に対する軍事攻撃の可能性に言及した。「(これまで対話路線を主張していた)韓国も、対話は役に立たないと気づき始めている。北朝鮮が理解できるのは1つのこと(軍事力)だけだ」

威嚇先行で準備は?

米民主党のホアキン・カストロ下院議員(テキサス州選出)は、週末のテレビの討論番組に出演し、トランプの攻撃的なツイッターを批判した。「まだ32歳の金正恩とツイッターで怒鳴り合っても、得るものはない。むしろ緊張をエスカレートさせている」

「北朝鮮に対する対応は、外交や軍事の専門家に任せるべきだ」

北朝鮮に関するトランプのツイートに関しては、議会の多数を占める与党・共和党からも懸念する声が上がっている。その急先鋒が、米上院軍事委員会のジョン・マケイン委員長(共和党、アリゾナ州選出)だ。

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マケインは「炎と怒り」発言の翌日に地元アリゾナ州フェニックスのラジオ局KTARに出演して言った。「私はトランプ大統領の発言に反対だ。大統領は、自分がやると言ったことを確実にやれる状況になるまで、それを口にするべきでない」

「私がこれまでに見た偉大な指導者たちは、行動する準備が整っていない限り相手を脅さなかった。トランプ大統領に(北朝鮮に対する)軍事行動を取る準備ができているのか、私には分からない」とマケインは言った。

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不用意な発言はやめろということだ。

(翻訳:河原里香)

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