中国の広州動物園が1日、24年前から続く売り物のサーカスショーを廃止した。写真は広州動物園。

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2017年9月2日、中国新聞網によると、中国広東省広州市にある広州動物園が1日、24年前から続く売り物のサーカスショーを廃止した。

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ショーは1993年から民間のサーカス団が面積800平方メートルの建物を借り受けて行っており、訓練されたサルやチンパンジー、アムールトラ、ツキノワグマ、オウムなどが芸を披露していた。

ショーは子どもたちに大人気だった。ある人は「子どものころ、父親に連れられてショーを見に来たことを今でもよく覚えている」と話し、廃止を残念がっていた。一方、野生動物保護団体の女性は「もう動物に芸を覚えさせて人々を楽しませる時代ではなくなった」と話している。

動物園は今後、老朽化した獣舎の改善に取り組み、アニマルライツに配慮した現代的な動物園への転換を図っていく。すでに一部の獣舎は環境が改善され、ゾウやパンダ、ライオンの獣舎も近々改修し終える予定だという。

ショーを行っていた建物は取り壊され、跡地には非営利目的の科学教育センターが設置される計画だ。(翻訳・編集/岡田)