フランスがW杯予選で格下に失態も指揮官動じず 「オランダと対照的に上手くいっている」

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FIFAランク136位のルクセンブルクにホームで0-0ドロー デシャン監督「私はポジティブな性格だ」

 ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選が現地時間3日、各地で行われた。

 フランス、スウェーデン、オランダと強豪国が居並ぶグループAでは、首位に立つフランスがFIFAランキング136位のルクセンブルクにホームで引き分ける波乱が起きた。

 FIFAランキング10位で、昨年行われた欧州選手権で準優勝したチームがホームでまさかの結果に終わった。フランスはエースFWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)、MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)にMFエンゴロ・カンテ(チェルシー)、そしてモナコからパリ・サンジェルマンへの期限付き移籍が決まったFWキリアン・ムバッペと各ポジションにワールドクラスの選手を並べ、勝ち点3は当然の一戦かと思われた。

 前半から一方的に攻め立てるフランスは前半12分、14分にグリーズマン、同21分にはムバッペのドリブル突破から迎えた決定機を生かしきれず。それでも得点は時間の問題と思われたが、同39分にはグリーズマンの無回転FKがクロスバーに弾かれ、相手GKシュベールのビッグセーブや相手DFの身体を張ったクリアの前に不穏な空気が漂い始める。

 後半31分にポグバが放った打点の高いヘッドもクロスバーに弾かれると、その数分後にはルクセンブルクのカウンターからのシュートがポストに当たるなど、冷や汗をかかされた。試合はこのままゴールが生まれず、0-0のドロー。タイムアップの笛が鳴り響いた瞬間、ルクセンブルクイレブンは予選突破を決めたかのように大喜び。会場に詰めかけたフランスのファンからは、大ブーイングが起きた。

2位と勝ち点1差「残り2戦を勝てば…」

 フランス紙「レキップ」によると、試合後ディディエ・デシャン監督は予選で苦しむオランダを引き合いに出して、こう語っている。

 「ルクセンブルク戦は勝ち点3を取りたかったというのは明らかだ。ただ私はポジティブな性格だ。オランダとは対照的に、物事は上手くいっている。幸福になることはなかったけどね。ルクセンブルク戦は良い戦いをしたし、スウェーデンに対して勝ち点1差を保っている。他国の結果次第にならず、我々は残り2戦を勝つのがより良いだろう」

指揮官も触れた通りフランスはまだ2位スウェーデンと勝ち点1差で首位に立っており、自力で予選突破を決められる状況だ。しかしアジアで言えばすでに予選敗退しているタイ(130位)よりも順位が下のルクセンブルク相手に勝ち点3を奪えない難しさ。W杯予選の恐ろしさを思い知らされる結果となった。

■欧州予選グループA順位表(第8節終了時点)
1位 フランス 勝ち点17 5勝2分1敗(15得点5失点/得失差10)
2位 スウェーデン 勝ち点16 5勝1分2敗(18得点7失点/得失差11)
3位 オランダ 勝ち点13 4勝1分3敗(16得点11失点/得失差5)
4位 ブルガリア 勝ち点12 4勝0分4敗(13得点17失点/得失差-4)
5位 ルクセンブルク 勝ち点5 1勝2分5敗(7得点17失点/得失差-10)
6位 ベラルーシ 勝ち点5 1勝2分5敗(4得点16失点/得失差-12)

■欧州予選グループAの対戦日程
10月7日
ブルガリア vs フランス
ベラルーシ vs オランダ
スウェーデン vs ルクセンブルク
10月10日
オランダ vs スウェーデン
フランス vs ベラルーシ
ルクセンブルク vs ブルガリア

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images