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東京急行電鉄は8月28日に東急東横線の開通90周年を迎えたことを記念し、1年間の予定で東横線開通90周年イベントを実施している。この一環で、旧5000系の塗装を現行の5000系で再現したラッピング電車が9月4日に運行開始した。初日はおもに各停として、東急東横線・みなとみらい線などで運行されている。

旧5000系は緑の塗装と丸みを帯びた外観から「青ガエル」と呼ばれ親しまれた車両。1954(昭和29)年から東横線で営業開始し、1986(昭和61)年に東急電鉄から引退するまで、同社の各路線で活躍した。地方私鉄へ譲渡された車両もあり、すでに全車両引退となったが、熊本電気鉄道が1両(5101A号車)を動態保存している。渋谷駅ハチ公口に設置された「青ガエル」のモニュメント(旧5000系第1号車)でも知られる。

現行の5000系によるラッピング電車は、「沿線の皆さまに東横線の昔の情景を懐かしんでいただくため」運行されるという。5000系1編成(5122〜5822の8両編成)を使用し、緑の塗装をラッピングで再現したほか、車体前面左下に形式・自重・定員を記し、車体側面に「T.K.K.」のロゴをデザインするなど、旧5000系のデザインを細部にわたって再現。東横線開通90周年のヘッドマークも掲出された。

運行初日となった9月4日の午前中、ラッピング電車は各停として、東急東横線・みなとみらい線をはじめ、東京メトロ副都心線や西武線も走行。東急東横線の各駅や沿線で鉄道ファンらの姿も見られた。

旧5000系「青ガエル」塗装を再現したラッピング電車は2018年8月末まで運行を予定している。東横線開通90周年記念イベントではその他、欅坂46や「いけばな草月流」とコラボした記念乗車券の発売やポスターの掲示なども行う。あわせて東急電鉄は池上線開通90周年イベントも実施しており、1編成に記念ヘッドマークを装着して運行している。