ジダン、現役ラストゲームの“頭突き”を回想…「あのジェスチャーに誇りなんてものはない」

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▽レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督が自身の現役ラストゲームで起きた“頭突き事件”を回想した。『ESPN』が伝えている。

▽今も語り継がれる“頭突き事件”が起きたのは、2006年のドイツ・ワールドカップ決勝。ジダン監督は、現役最後のプレー場所として同大会を選び、主将としてフランス代表を準優勝に導いた。だが、イタリア代表との決勝戦でDFマルコ・マテラッツィと試合中にやり合った末、頭突きを見舞ってしまい、退場が命じられた。フランス『Telefoot』のインタビューに応じたジダン監督は、当時について、次のように振り返っている。

「私は、あのジェスチャーに誇りなんてものはないよ。若者やコーチたち、サッカーを異なるものとするあらゆるの人々のためにも」

「だが、あれは私のキャリアの一部であり、人生の一部でもある。気持ちの良いものではないが、我々は受け入れ、消化しなければならない」