シリア中部ハマ県サラミヤに展開した政権側部隊の戦車(2017年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】シリア中部ハマ(Hama)県でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」とバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権側部隊の激しい衝突があり、24時間でIS戦闘員を中心に150人以上が死亡した。在英のシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が3日、明らかにした。

 現場はハマ県東部の町ウケイリバト(Uqayribat)一帯。複数の衝突によってIS戦闘員120人、政権の部隊と親政権の民兵組織の少なくとも35人が死亡した。

 ウケイリバトはISにとってハマ県で最後の主要拠点となっていた。

 監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表によると、政権側部隊は1日夜にウケイリバトを制圧していたが、ISが翌2日に反撃して大半を奪還。3日、シリア軍やロシア軍の空爆支援なども受けて政権側部隊が再びISを排除したという。

 ISは2014年からウケイリバトを支配し、政権側の支配地域や戦略的に重要な道路を攻撃する際に利用してきた。この道路は「政権にとって(シリア北部の主要都市)アレッポ(Aleppo)とシリア中部や南部を結ぶ唯一のライフライン」(アブドル・ラフマン氏)となっている。
【翻訳編集】AFPBB News