ロシア行きを懸けたサバイバルで生き残るために、武藤はとにかく結果にこだわる。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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 8月最後の日のオーストラリア戦に勝利し、日本は来年のロシア・ワールドカップ出場権を勝ち取った。9月5日のサウジアラビア戦は最終予選の消化試合となったが、ある意味、本大会に向けた新たなオーディションの幕開けとも言える。
 
 最終予選でほとんど出番はなく、現時点ではアピール仕切れていない武藤嘉紀だが、仕切り直しとなった代表でのサバイバルに意欲を燃やしている。
 
「また一から、成長しなければならない。全員にチャンスは平等にある。それをものにするかしないか」
 
 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督に認められるために、武藤はとにかくゴール、結果にこだわる。
 
「監督の求めることをやるのもそうですけど、やっぱり結果を出し続けていれば、チャンスは巡ってくると思う。代表でもマインツでも、とにかく点を取ること、得点に絡むことが重要」
 
 普段のトレーニングから、貪欲にゴールを狙っていく。「よく言えば、エゴイストに」なって、自らの価値を高める。
 
「パスかシュートになったら、シュートを選べるような、そういう我の強さは持ち合わせなければならない。そういったところから自分にプレッシャーをかけていきたい」
 
 指揮官からは「いくつかのポジションをこなせる」選手として見られ、敵を置き去りにするスピードも評価されているが、これからは“決定力”をさらに磨いて、代表での存在感を高めていきたい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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