インタビューを受けるデンベレ

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ウスマン・デンベレはバルセロナにやって来たばかりの20歳の青年である。 
わずか18ヶ月前にプロデビューを果たしたばかりの彼は今夏、サッカー界歴代2位の移籍金でドルトムントからFCバルセロナへ移籍した。 

非常に短い期間で彼が経験したこの環境の変化に適応するのは簡単ではないと思われるが、デンベレはできる限り早くピッチ上で自身の持つ力を発揮する事を望んでいる。 
彼はSPORTのインタビューに応え、今シーズンの目標やバルサの最初の印象など様々なテーマについて語った。 

Q.どのようにしてあなたのバルサへの愛は始まったのですか? 

「僕は印象に残った2試合を覚えている。1つはイニエスタがチャンピオンズリーグの決勝進出を決めるゴールを決めたチェルシー戦だ。僕は感動した。そして今度、アンドレスに会う時、その事を伝えるつもりだよ。もう1つの試合は同じくチャンピオンズリーグのアーセナル戦だ。FCバルセロナは1stレグでは良くなかったが、2ndレグでメッシが4ゴールをマークする素晴らしい試合を見せた(4-1)。その時、僕はメッシがこの地球の人ではない事に気付いたよ。とてつもなかった。」 

Q.これまでにカンプノウを訪問した事はありましたか? 

「残念な事になかった。」 

Q.あなたがバルサに抱いていた情熱に関するエピソードはありますか? 

「イニエスタのポスターを持っていたよ。彼は他と異なり、エレガントで天才的、そしてスペシャルな選手だと思う。僕はバルセロナの全ての試合を見ていた。試合を見た後は特にイニエスタやメッシのプレーの真似を試みていたよ。だけど、彼らは誰にもできない事をするので難しかった。メッシは常に卓越したレベルでプレーしている。彼は史上最高の選手だ。」 

Q.何故、昨シーズンにバルサと契約を結ぶ事を望まなかったのですか? 

「何故なら僕はレンヌでプロとしてわずか6ヶ月しか過ごしていなかった。想像できる?たった6ヶ月だよ!」 

Q.それはあまりにも早過ぎたという事ですか? 

「もちろん。僕は良いチームで継続した出場機会を与えられながら素晴らしい1シーズンを送る事、 チャンピオンズリーグの試合に出場し、どのような大会なのかを知る事、学ぶ事を望んでいた。」 

ネイマール、スアレス、メッシで形成されるトリデンテとポジションを争いながら、継続した出場機会を得るのは不可能だったと思いますか? 

「トレーニング中に多くの事を学んでいたと思うが、僕の進化は止まっていただろう。幸運にもバルセロナは2度目のオファーを提示してくれた。今回、僕はもうこの電車を逃す訳にはいかなかった。 」

Q.あなたはバルセロナでプレーするために8月10日からトレーニングへの参加を拒否するというリスクのある行動を取りました。何故、そのようにしたのですか? 

「僕は落ち着いていた。バルセロナとボルシア間の交渉の問題だった。僕は我慢する必要がある事を理解していた。そしてトレーニングに行かない決断を下した。行きたくなかった。だから僕は行かないための口実を探した。バルセロナと契約をかわすために全力を尽くさずに移籍が上手くいかなかったら、僕はここにいない事を後悔していただろう。」 

Q.バルセロナではネイマールと同等の活躍が求められると思いますか? 

「いいえ、本当にそうは思わない。ネイマールは偉大な選手であり、世界最高の選手の1人だ。僕は若い。学ぶため、そしてバルセロナにできる限り全てをもたらすためにここにいる。」 

Q.あなたのバルセロナ加入の先には何が待っていますか? 

「僕の最初の目標はチームに溶け込む事だ。そしてピッチ上で良いパフォーマンスを披露し、チーム全員で可能な限り全てのタイトル獲得を目指す。」 

Q.適応には時間を要しますか? 

「分からない。そうでない事を望んでいる。ここでは異なるプレースタイルが用いられている。それはサッカーを別の方法で理解するという事だ。順応できる事を願う。」 

Q.あなたは左利きと右利きのどちらなのかが話題になっています。その事には驚いていますか? 

「僕は両足をうまく使える唯一の選手ではない。そのような選手は多く存在する。バルサ内でもね。若い時から僕は両足でプレーする事を心がけてきた。何故なら片足だけではプレーが限定されるからね。ここで僕はそれをさらに改善し、メンタル面でも強くなれる事を願っている。」 

Q.バルサとの契約が締結されるのを待っている間にランブラス通りのテロ事件が発生しました。何を考えましたか? 

「僕はそれを知った時、パリにいた。テレビでニュースを見たよ。バルセロナ、カタルーニャ、スペイン、そして世界全体にとって辛い事だった。彼ら(ジハード主義者達)が行っている事を理解できる事はない。」