3日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本がサウジアラムコのために無料で原油の貯蔵場所を提供する理由について分析する記事が掲載された。資料写真。

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2017年9月3日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本がサウジアラムコのために無料で原油の貯蔵場所を提供する理由について分析する記事が掲載された。

記事は、日本政府が今夏からサウジアラムコのために無料で提供する原油貯蔵量を30万キロリットル増量し、沖縄県の原油貯蔵量を100万キロリットルから130万キロリットルとすることになったことを紹介。「ただより高いものはない」世の中でなぜ無料提供なのか、その理由を分析した。

その1つが「戦略原油備蓄」だ。資源が極度に欠乏している日本は、原油はすべて輸入頼みであるため、戦略原油備蓄に全力を注いできたと記事は指摘。今回の無料での貯蔵場所提供は、実際には戦略原油備蓄であり、協定でもサウジアラムコの原油を「準政府原油備蓄」と見なして、そのうち半分を日本政府は緊急時に優先的に使用できるという。

もう1つの理由が「サウジアラムコ上場」を狙ったものだ。サウジアラムコは世界の原油埋蔵量の15%を握っていると言われ、時価総額2兆ドル(約220兆円)とも言われる企業が東京で上場すれば、巨大な利潤と取引量を得ることができるため、サウジアラビアを優遇しているのだと分析した。(翻訳・編集/山中)