15年10月13日にイランの首都テヘランで行われた国際親善試合イラン戦以来、2年ぶりの国際Aマッチ出場に意欲を燃やしている。ヘタフェでの好調ぶりを引っ提げ、満を持して日本代表に復帰したMF柴崎岳。W杯出場を決めた8月31日のオーストラリア戦(2-0)で出番はなかったが、「成長を見せたいわけではない。今の自分をしっかり表現したい。できると思っているし、試合に出たらそれだけしか考えていない」と、5日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(ジッダ)に気持ちをフォーカスさせた。

 スペイン移籍から8か月。この間に欧州で見せてきたプレーがハリルホジッチ監督に認められたように見える選出だが、「スペインに行ってというか、日本にいても(鹿島で)いろいろな優勝を経験させてもらった。目に見えるところだけでなく、精神的なところも向上している。さまざまな面で今の自分を表現したい」と、Jリーグ時代を含めて成長してきた部分を代表のピッチで示したい様子だ。

「大事なのは、監督に求められていることがしっかりと評価されるようなパフォーマンスを見せること。まだ十分な結果を得るには足りない。もっと向上心を持って、満足せずにやらないといけない」。中東の地で2年ぶりの代表戦出場を果たし、ロシアへの足掛かりをつくるつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)
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