[9.3 ルヴァン杯準々決勝第2戦 FC東京1-5川崎F 味スタ]

 終始後手に回り、守備は崩壊した。FC東京は屈辱の5失点、2試合合計7失点で惨敗。篠田善之監督は「何も言い訳できない、申し訳ない結果になってしまった」と沈痛。GK林彰洋は「この結果がただただふがいない。それだけですね」と率直な気持ちを言葉にした。

 8月30日の準々決勝第1戦に0-2で敗れ、逆転突破を目指した第2戦。まずは3点が必要だったため、「自分たちが前からいかないといけなかった」(林)。最後方から戦況を見守った守護神は「攻撃に手応えがなかった。はめられるときは僕ら自身に手応えがあるけど、そのフィーリングが薄かった。今日は特にそうだったし、最近の試合で多い気がする」と分析した。

 崩壊した守備陣にも理解を示した林は「後ろが重くなる理由もあって、DFは相手に反応しなきゃいけなかった」と庇ったうえで、「攻撃のタイミングを合わせないと。捨てるべきところ、強くいくべきところを明確にしないといけない」とチーム全体の意思統一を求めた。

 天皇杯に続いてルヴァン杯も敗退。大型補強を敢行し、悲願のリーグ戦初タイトルを目指したシーズンは10位に低迷し、残り10節。ダメージの残る終戦となったが、DF吉本一謙は「自分たちがここからどうなっていくのかが問われている。自分を見失わず、チームの方向性も見失わず、立ち直れるようにしたい」と必死に前を向いた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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