バルサのオフィスをあとにするSDロベルト

写真拡大

「これまでで最も狂乱の夜だった」とFCバルセロナの移籍マーケットについて調べていた記者たちは語っている。リバプールがコウチーニョの代役を獲得しないまま移籍マーケットが閉じられ、バルサの役員は1日金曜日を懐疑的な雰囲気とともにスタートしている。

SPORTはコウチーニョのモチベーションが落ちており、すでに諦めていることを知っていた。18:00頃までにバルサはリバプールの最大シェアホルダーであり、アメリカにいるジョン・ヘンリーにコンタクトを取ることに成功し、そこからコミュニケーションを密にとっている。

並行して、20:00にディ・マリアの代理人からパリ・サンジェルマン(PSG)が交渉に前向きであるというシグナルを受け取っている。そして21:00ごろに、2つのオペレーションは加速し、狂乱が始まる。リバプールがコウチーニョの移籍金を決定したが、バルサはこれを知らされない一方でPSGがディ・マリアの法外な移籍金1億ユーロ(約130億円)を8,000万ユーロ(約104億円)に下げたことを知る。

両者の立ち位置はかなり離れたところにあったものの、ここ数週間の交渉で初めて可能性が見えてきた。その数分後、PSGは移籍金を8,000万ユーロ(約104億円)から6,000万ユーロ(約78億円)+ボーナスに下げたと知らされる。しかし、両者の金額が近づいてきているものの、これもバルサのオファーである4,500万ユーロ(約59億円)とはかけ離れた数字にあった。一方で代理人が契約の概要を作り始めている。

この時、バルサの役員は会長バルトメウに「両方のオペレーションの可能性が出てきた」と連絡している。

■2億ユーロ(約261億円)
リバプールのオーナーは22:00ごろにコウチーニョの最終的な移籍金を2億ユーロ(約261億円)に設定している。バルサは、これをリバプールがコウチーニョに対して提案した金額の支払いをバルサが拒否したということにし、移籍が成立しなかった理由をバルサにするためだと理解している。そして、この時点でこの交渉が決裂している。

その数分後、23:00頃にPSGがバルサに連絡し、ディ・マリアの移籍金を6,000万ユーロ(約78億円)+ボーナス以下にする気はないと伝えている。
これにより、バルサはこちらのオペレーションも諦めている。これを受けて、バルサはこれ以上の選手が加入しないことを悟り、状況説明のためのプレスカンファレンス実施を発表している。コウチーニョとディ・マリアの両選手が来る可能性もあれば、2人のうちどちらか1人が来る可能性もあった。しかし、最終的にはどちらも来ず、ただただ狂乱の夜となった。