みね子(有村架純)と由香(島崎遥香)が並び立つ/(C)NHK

写真拡大

最終回まで1カ月を切った有村架純主演の連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。ラストスパートとばかりに、今後は目まぐるしい展開が続きそうな予感がすっぺ。

【写真を見る】省吾(佐々木蔵之介)と由香(島崎遥香)が思わぬ展開で対面!!/(C)NHK

8月28日からの第22週では、時子(佐久間由衣)が三男(泉澤祐希)を巡ってさおり(伊藤沙莉)と乱闘に及んだり、その時子がミニスカコンテストに応募したり、某カホコも待ってた(?)島谷(竹内涼真)の再登場シーンがあったり、あかね荘の大家・富(白石加代子)の歴史が明らかになったりと、まわるまわるよ時代はまわるとばかりにさまざまな出来事があった。

本作のあらすじを毎週紹介する連載「ひよっこ通信」。今回は第23週『乙女たちに花束を』の第133〜138回までの1週間をまとめて予習する。

その前に、ひよっこ記者が第22週で気になった人物は、俺の時子!こと佐久間が演じる女優志望のスーパーモデル体形美少女・時子、そして伊藤が演じる曲者・さおりだ。さおりがというより、伊藤自身も曲者な感じは否めないが…。

それはともかく、実はこの2人は過去に“愛し合った”因縁が…。というのも、2人がW主演かつ連続ドラマ初主演を飾ったドラマが「トランジットガールズ」(2015年、フジ系)という、連ドラ史上初めてガールズラブを扱った作品。そこで、血のつながらない姉妹の姉・ゆいを佐久間、妹・小百合を伊藤が演じた。

しかもどちらも本作とは全く違うキャラクターで、伊藤が純粋でかわいい女子高校生、佐久間が口数は少ないものの圧倒的存在感を放つ美女だった。「ひよっこ」では、どちらも割と勝気な女性であり、男性を巡ってよもや一触即発の関係になるとは、2年前には誰が想像できたべか。

そんな2人。今後も三男を巡ってオンナのバトルが繰り広げられるのかは分からねえけども、時子の方は視聴者からも「ピッタリ過ぎる!」の声も上がっているツイッギーコンテストを経て、女優として有名になっていくのか、そっちの方も気になるところだなぁ。

さて、第23週の「ひよっこ」はどんな感じなんでしょ〜?

■ 第133〜138回/9月4日(月)〜9日(土)放送

昔の恋人が亡くなったと知った富は、1人で別れを告げに行こうとする。心配した鈴子(宮本信子)は、付き添ってやりたいと思うが、昼間に店を抜けるわけにもいかず迷っていた。そこへみね子が、ピンチヒッターとして由香(島崎遥香)を連れて来る。

思わぬ形での突然の再会に、どうしていいか分からない鈴子と省吾(佐々木蔵之介)。気を利かせたみね子がテキパキと指示を出し、由香と一緒にランチタイムのホールを回すことに。

そのころ、世津子(菅野美穂)はスキャンダルが原因で女優としても窮地に立たされていた。自宅を記者に囲まれ、身動きが取れない世津子。何とか助けてあげたいみね子は、秀俊(磯村勇斗)に相談する。

どうやって記者の目を逸らし、こっそり連れ出そうか。考えた末に、2人はとっておきの“秘策”を思いつく。ヤスハル(古舘佑太郎)も巻き込み、“世津子救出大作戦”を決行する。

作戦は無事に成功し、すずふり亭裏の広場に世津子を連れ帰ったみね子たち。店や商店街の人たちにどう切り出そうかと話し合っていると、突然辺り一帯が停電してしまう。

真っ暗闇の中、世津子のことを何も知らない近所の人たちが、みんな広場に集まってくる。

■ ひよっこ記者の裏ネタ

今回は、23週が再びのせっちゃん(世津子)週ということで、菅野について。

菅野は先日のひよっこ記者によるインタビューで、大女優・川本世津子という役に「何で大女優役なのかな(笑)」と、自分でも分からない様子だったが、キャラクターについては「世津子さんは孤独な人なんですよね。そんなに友達もいないだろうし。基本的には、警戒心の強い人なんだと思います」と分析していた。

一方で「マネジャーさんたちに見せる(人懐っこい)顔もありますし。『この人いい人!』って思ったら、どんな偉い人でも関係なく、目を見て話す人なのかなと思いますね」と、これまで演じてきた肌感覚で、世津子の芯の部分での性格を把握したようだ。

みね子を演じる有村については「有村さんの演技は、岡田(惠和)さんの脚本とすごく相性がいいですよね。岡田さんも想定して書いていないだろなっていうニュアンスを、有村さんが持っていらっしゃるんです。それがすごく、みね子さんの魅力になっているなって思います」と、岡田の“戦友”ならではの独特の表現で評した。

そして再びスポットライトが当たる23週を「ほんわかしたみね子さんが、ジャンヌダルク的になるところがあるんです。そこがとてもすてきでした」とアピールした。

谷田部家からも視聴者からも見限られても不思議ではなく、フェードアウトしてもいいくらいの世津子というキャラクターを、再びストーリーの本線に戻そうとする岡田の脚本力。

これもひとえに長年培ってきた菅野への愛と信頼関係からなんだべか。これこそが、菅野もとい世津子の魅力を最大限に生かすやり方なのかもしれねえべ。