シャラポワ不屈の精神及ばず、グランドスラム復帰大会ベスト8ならず[全米オープン]

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「全米オープン」(8月28日〜9月10日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のマリア・シャラポワ(ロシア)が、第16シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)と対戦。7-5、4-6、2-6とフルセットで敗れ、ベスト8入りはならなかった。試合時間は2時間16分。

シャラポワは、ドーピング違反による1年3か月間の出場停止期間後、今大会がグランドスラム復帰戦。今大会はここまで4連続センターコートでの試合となっている事も、話題に上がっていた。

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両選手は初めての対戦。

試合前インタビューで「とても興奮している」と語ったシャラポワは序盤、ドロップショットを多く効果的に使って、セバストワに前後左右の揺さぶりをかけていた。また、相手の厳しいショットを左手の片手打ちで返球するなど、絶対に諦めない姿勢を見せた。シャラポワは普段の練習の時から、絶対にボールを拾えないという事は許さないという練習を行っているという。

シャラポワが1セット先取した第2セット、セバストワはアンフォーストエラーがたったの1本。ラリーの中で驚異の粘りと安定感を見せ、序盤の1ブレークを守り切ってセットカウントをイーブンに戻した。

勝負の最終第3セット、シャラポワは第1ゲームでダブルフォルトを2回出し、いきなりのブレークを許す。その後もエラーを重ねるがウィナーは1本という苦しい展開で、第7ゲームもセバストワにサービスブレークされる。終盤セバストワはシャラポワの攻撃を見切ったように先回りし、余裕のあるショットを繰り出した。シャラポワは最後まで不屈の精神で粘りを見せたが、自身にとって今年最高のシーズンを送っているセバストワがそれを上回って見せた。

セバストワの5回戦の対戦相手には、スローン・スティーブンス(アメリカ)が決まっている。

(テニスデイリー/ワウコム)

※写真は「全米オープン」4回戦でセバストワに敗れベスト8進出を逃したシャラポワ。
NEW YORK, NY - SEPTEMBER 03: Maria Sharapova of Russia reacts during her women's singles fourth round match against Anastasija Sevastova of Latvia on Day Seven of the 2017 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 3, 2017 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Richard Heathcote/Getty Images)