今井翼さんとのアイドルユニット、タッキー&翼の活動休止を発表した滝沢秀明さん。先日は「日UAE親善大使」に任命され、河野太郎外相から委嘱状を交付される様子の写真が外務省ホームページや公式SNSなどに公開。所属タレントのネット露出を基本的に許可しないジャニーズ事務所に所属する、滝沢さんの写真が掲載されたことに驚きの声が上がっています。

「親善大使の業務には公務性がある」

 外務省によると、大使任命は、滝沢さんがUAE(アラブ首長国連邦)訪問を通じて同国に好感を持ったことがきっかけ。任期は1年間で、両国の友好親善活動にあたるそうです。今回、滝沢さんの写真をネット掲載した理由について同省担当者はこう話します。

「親善大使就任、及び広報分野の業務に携わっていただくにあたってジャニーズ事務所とお話させていただき、親善大使としての業務には『公務性』があるということから、掲載についてご理解をいただきました」

 また、滝沢さんが今後、大使として活動をしていく中での写真利用については、以下の通りです。

「今後もUAE関連の行事などに滝沢さんが参加する機会が増えると思いますが、対外的に発信していく広報業務は顔が見えないとままならないこともあり、ケース・バイ・ケースではありますが今後も写真を掲載していけるよう、改めてジャニーズ事務所とお話していきたいと考えています」

 ジャニーズ事務所といえば、所属タレントが表紙となった雑誌の書影などがネット掲載される場合、その部分だけ塗りつぶすようにするなどの徹底ぶりで知られます。それだけにSNS上には「タッキーが外務省のツイッターに載ってる!?!? どゆこと!?」「SNS上に高画質のジャニーズタレントが現れるとびっくりします」といった驚きの声が上がりました。

過去にも滝沢さんや相葉雅紀さんの例

 芸能取材経験の長いライター、フォトグラファーの志和浩司さんによると、ジャニーズ事務所が所属タレントのネット露出を認めない理由について、こう話します。

「タレントの露出を事務所側で徹底的にコントロールしたいのと、勝手にコピーされると生写真や写真集などの売れ行きに悪影響があるのではという懸念があります。要はパブリシティー権を守りたいのです。社長のジャニー喜多川さんが、パブリシティー権を財産権とする米カリフォルニア州の出身であることも、権利関係の管理にシビアな文化となった要因かもしれません」

 志和さんによると、過去にも、滝沢さんの写真が主演したNHK大河ドラマ「義経」の公式ホームページに掲載されたり、嵐の相葉雅紀さんの写真と動画がメルセデス・ベンツのホームページに掲載されたりするなど、例外的に解禁されたことも。公共性やブランド感をめぐり、双方が話し合った結果とみられるそうです。

 今回の外務省もまた、そうした“例外”の一つということでしょう。しかし、志和さんは以下のように指摘しています。

「現代はSNSによってネットの拡散力がクローズアップされる時代。完全に取り締まるのは困難ですし、むしろ規制せずにネットを活用したほうがプロモーションに有益という考え方も可能です。ジャニーズ事務所も今後は解禁の方向へ向かわざるをえないのでは」

(オトナンサー編集部)