[9.3 ルヴァン杯準々決勝第2戦 浦和2-2C大阪 埼玉]

 2失点こそ喫した。しかし、幾度となくホームチームの前に立ちはだかり、クラブ史上初となるルヴァン杯ベスト4進出に大きく貢献。試合後の取材エリアでセレッソ大阪GK丹野研太は充実の表情を浮かべた。

 いきなり危機を迎えた。試合開始7分、DF遠藤航のロングパス一本でFW興梠慎三に抜け出され、強烈なシュートを放たれた。しかし、好反応を見せた丹野がきっちり弾き出して先制点を許さず。その後、前半10分にDFマテイ・ヨニッチ、同44分にDF丸橋祐介がゴールを奪って2点を先行したこともあり、「シュートストップのプレーとしては良かったし、トータルで見れば最初に止められて、その後に2点を取れたことを考えると大きかったのかなと思う」と振り返った。

 後半3分に浦和に1点差に詰め寄られたものの、同5分にはMF平川忠亮に1対1から放たれたシュートを片手で弾き出し、同26分に同点に追い付かれて迎えた同37分にはFW高木俊幸のミドルシュートを阻むなど、好セーブを披露。試合は2-2のドローに終わったが、アウェーゴールで上回ったチームは初の4強入りを決めた。

 J1リーグでの今季の出場は3試合と限られているが、ルヴァン杯ではグループリーグ2試合、プレーオフ2試合、そして準々決勝の2試合で先発を任されて、準決勝進出に貢献。「今年は予選を通してルヴァンで出番があり、その中で準決勝に行けるのは自分にとっても大きなこと。チームとしても、このチャンスを逃さないように、タイトルを獲得できるように頑張りたい」と意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)


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