[9.3 ルヴァン杯準々決勝第2戦 FC東京1-5川崎F 味スタ]

 ルヴァン杯は3日、準々決勝第2戦を行い、味の素スタジアムではFC東京と川崎フロンターレが対戦し、川崎Fが5-1で勝利した。8月30日に行われた準々決勝第1戦に2-0で先勝した川崎Fは2試合合計スコアを7-1とし、2014年大会以来、3年ぶりとなる準決勝進出を決めた。

 FC東京は準々決勝第1戦から先発2人を変更し、MF小川諒也、FW前田遼一がスタメンに入った。一方、川崎Fは同試合からDF奈良竜樹、DFエドゥアルド、MF板倉滉、MF家長昭博を除く先発7人を入れ替えて“多摩川クラシコ”第2ラウンドに臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりからボールポゼッションを高める川崎Fは前半7分、ドリブルでエリア内に進入したMF家長昭博が右足で蹴り上げたクロスがクロスバーを直撃。徐々に攻勢を強め、16分、家長のクロスからMF小林悠がヘディングシュートを放つと、18分にはMF阿部浩之がPA手前から左足ミドル。これはGKにキャッチされたものの、阿部がゴールラッシュの口火を切った。

 前半28分、MF中村憲剛のスルーパスでDFラインの裏に抜け出した阿部が左足で浮かせたシュートをゴール右上隅に突き刺した。1-0、2試合合計3-0と突き放すと、2分後の前半30分、小林とワンツーの形でPA内に進入した阿部がまたも左足で連続ゴールを叩き込んだ。

 2-0、2試合合計4-0とし、4強入りを決定づけた川崎F。FC東京は前半38分、早くも交代のカードを切り、MF梶山陽平に代えてFW永井謙佑を投入。それでもFC東京が前がかりになったスペースを突き、前半40分、浮き球パスに抜け出した板倉がそのままエリア内に進入し、右足シュート。GK林彰洋が弾いたこぼれ球をDFエウシーニョが冷静に右足で押し込んだ。

 3-0、2試合合計5-0で折り返した後半開始と同時に川崎Fは交代枠を使い、家長に代えてDF谷口彰悟を投入。板倉がボランチの一角に入り、中村が1列前に上がった。勢いに乗る川崎Fは後半9分、板倉がドリブルで長距離を運んで右にパスを出し、エウシーニョが折り返すと、阿部が今度は右足でゴール左下隅に流し込み、ハットトリックを達成した。

 ゴールラッシュは止まらず、その2分後の後半11分、小林のラストパスを受けたエウシーニョがGKの頭上を抜く右足チップキックでゴールネットを揺らし、この日2得点目。FC東京も意地を見せ、後半アディショナルタイムにFW大久保嘉人が1点を返したが、反撃は及ばず、2年ぶりの準々決勝敗退。川崎Fが5-1、2試合合計7-1で完勝し、準決勝に駒を進めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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