ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】

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全米OP順当なら準決勝で激突「そうなった時の自分自身にも、僕は好奇心を抱いている」

 テニスの全米オープンは2日(日本時間3日)、男子シングルス3回戦で世界ランク3位のロジャー・フェデラー(スイス)がフェリシアーノ・ロペス(スペイン)に3-0でストレート勝ち。順当に16強進出を決めた王者について、現地では準決勝で相まみえる世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)との黄金カードの実現に注目が集まっているが、本人は「僕たちはきっと会うことになる」と語っている。ATP公式サイトが報じた。

 王者が王者らしい強さを発揮し始めている。フェデラーはロペス戦で観衆が熱狂するほどの巧みなバックハンドでポイントを奪い、大会公式ツイッターが「持ち前のバックハンドが炸裂した」と動画付きで称賛するなど、圧巻の戦いぶりで16強を決めた。

 俄然注目が高まっているのは、全米オープンの地で黄金カードが実現するかだ。永遠の好敵手ナダルも16強に駒を進めており、順当に勝ち進めば準決勝で激突。ナダルは大会前に「できれば対戦したくない」と語っていたが、米メディアは「着実に運命の瞬間へ近づいている」と注目。そして、フェデラー本人も“その気”のようだ。

 ATP公式サイトの記事によると「考えてみれば、長年に渡ってラファと僕は対戦相手として、ここで互いにラリーを交わそうと頑張ってきたね。だが、それを実現させることはできなかった」と全米では実現できなかったナダルとの激突について話しながら、ついに今大会で相まみえる可能性について胸中を吐露した。

「僕たちはきっと会うことになる」も…打倒フェデラー&ナダルのライバルを警戒

「今、僕はプレッシャーを感じる必要はないと感じているんだ。僕たちはきっと会うことになる」

 こう話したというフェデラー。順当に勝ち進み、セミファイナルで対戦することを待ち望んでいた。しかし、幾多のグランドスラムを戦い抜いてきた36歳の大ベテラン。それが、簡単ではないことも理解しているようだ。

「そして、新しいグランドスラムのファイナリストが誕生することについても、エキサイティングなことさ。ここからは本当に良い選手しか残っていない。彼らのほとんどが高いレベルでプレーする。彼らは僕たちに牙を向けてくるだろう。とてもエキサイティングな大会だと思う。その場にいられることは、とても幸せなことだ」

 記事では、打倒フェデラー&ナダルに躍起になるライバルを警戒したという。果たして、ファンも待ち望んでいるフェデラーVSナダルは実現するのか。王者はこうも語った。

誰よりも楽しみなのはフェデラー本人? 「そうなった時の自分自身に好奇心」

「ラファも今日、良い戦いをしていたね。僕は嬉しいよ。それが実現するかしないか見てみよう。そうなった時の自分自身に対しても、僕は好奇心を抱いているよ」

 3回戦で同59位のレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)に3-1で逆転勝ちを収めていたナダルの戦いぶりを称えながら、決戦の時を待ち望んだ。

 4回戦のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を含め、準決勝まであと2勝。世界のファンのみならず、フェデラー自身がナダルとの一戦を楽しみにしているのかもしれない。