『フツーのプロレスラーだった僕がKOで大学非常勤講師になるまで』(ケンドー・カシン/徳間書店)

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“プロレス界きってのへそ曲がり”ケンドー・カシンが、過去一切明かさなかった自身の半生と考えを語り尽くす、『フツーのプロレスラーだった僕がKOで大学非常勤講師になるまで』が2017年8月下旬に発売された。

 レスリングの強豪校・光星学院高校での超絶シゴキから学んだ人生哲学、早大レスリング部時代の3連覇殊勲、新日本プロレス入門、全日本プロレス移籍、総合格闘技進出、全日本に訴えられたベルト返還訴訟、天敵・中西学、永田裕志らへの本音、ハイアン・グレイシー戦の裏側、大仁田厚との謎の縁、早稲田大学大学院修了から、あの“KO大学”非常勤講師就任というアカデミズムへの道…。

 最強・最驚の猛者がプロレスの歴史に残した稀代の足跡と思いとは何か。同書は、NHK「マッサン」登場など触れられたくないプライベートにも肉迫する一冊。また、光星学院時代の後輩・レフェリーのボンバー斉藤との対談、ベルト返還訴訟原告の青木謙治と10年ぶりの再会となった衝撃の遺恨対談も収録されている。

 プロレスデビュー25周年のすべてをケンドー・カシン自らが激白した同書。この超ド級資料を読めば、無軌道なカシンの言動を理解できるかもしれない。

ケンドー・カシン
1968年8月5日生まれ。光星学院高校、早稲田大学のレスリング部を経て、1992年新日本プロレス入団。1996年の欧州遠征から覆面を着け、ケンドー・カ・シン(のちにカシン)となる。第2代IWGPタッグ王座、第34代IWGPジュニア王座を戴冠。総合格闘技にも進出し、2000年のPRIDEでは本名の石澤常光としてハイアン・グレイシーと対戦。2002年新日本退団。全日本プロレス移籍。2004年、第50代世界タッグ王座を奪取するがベルトを封印したこと等で全日本を解雇。ベルト返還を求める全日本から訴えられる。その後、HEROs、K-1Dynamite!、IGF等を経て全日本、DDT、FMW等を転戦。2016年より慶應義塾大学SFC非常勤講師に就任。181センチ、87キロ。

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