ライバルチームの擁護むなしく…スペイン代表ピケ、イタリア戦でブーイングの嵐

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 2日に行われた2018 FIFAワールドカップロシア 欧州予選で、スペイン代表が3−0でイタリア代表を下した。

 試合を通して、スペイン代表DFジェラール・ピケはボールを触るたびにレアル・マドリードの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウに詰めかけたサポーターから盛大なブーイングや指笛が浴びされていた。

 試合の前にはキャプテンを務めるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、「ピケに対しても、誰に対してもブーイングは止めて欲しい。自分たちの国のために戦う選手に対しては常に敬意が払われるべきであり、ピケはその一人だ」と異例の発言があった。ライバルチームの同代表DFダニエル・カルバハルや同代表DFナチョ・フェルナンデスもサポーターに対して自制を求めたが、ふたを開ければブーイング、指笛の雨あられだった。

 しかし、2日のスペイン紙『アス』によると、試合開始直後にはピケの名前を呼ぶサポーターも一定数居たようだ。また、コーナーキックの流れから前線に残っていたピケが、スペイン代表MFコケのクロスからフリーでヘディングシュートを打つと、枠には飛ばせなかったものの場内はからはピケコールが起こっていた。

 選手、国民が一致団結した勝利ではなかったものの、スペイン代表はライバルを下して予選突破に大きく前進した。今後も続く予選、ひいてはW杯本大会でも主力としてプレーするであろうピケ。レアル・マドリードの主力選手がこれだけ擁護に回っても鳴り止まないブーイングは、他の選手たちにとってもやりやすい環境ではないだろう。