本田榮二氏が代表を務めるインテリア文化研究所は、来年1月に第4回欧州インテリア視察&研修ツアーを開催するが、その視察先選定の参考にするため、ICやデザイナーを対象に実施した「私が大好きなインテリアミュージアム」のアンケート結果を発表した。

 アンケートは今年6月、本田代表が海外インテリア事情に精通していると判断したICやデザイナー20名を対象に面談形式で実施した。本田代表は「今回の20名は氷山の一角で、他にも精通しているICなどは多数いるが、最大公約数的意見は把握できた」と述べている。

 対象をヨーロッパ全域に広げると、第1位はビクトリア&アルバート博物館、第2位はパリ装飾美術館、第3位はリヨン織物装飾芸術博物館、第4位はハンブルグ美術工芸博物館、第5位はヴィトラ・デザインミュージアム、第6位はヘルシンキ・デザインミュージアム、第7位はスペイン国立装飾美術館、第8位はデンマーク工芸博物館、第9位はドイツ壁紙博物館(建替工事で休館中)、第10位はミュルーズ染織博物館・・・・と続く。

 国公立のミュージアムが大部分を占める中でスイスの家具企業ビトラ社運営のヴィトラ・デザインミュージアムが第5位に選ばれたのはある意味画期的である。インテリア文化研究所は来年1月に開催する欧州インテリア視察ツァーでは、ランクインしたヴィトラ・デザインミュージアムとミュルーズ染織博物館を視察する。

 本田代表は「視察ツァーでは、この2カ所以外にもリックスハイム壁紙博物館やル・コルビィジェ設計のロンシャン礼拝堂やヴァイセンホフ住宅博物館などを視察する他、現代インテリアを育んだ欧州を理解するためには街並み探訪も重要なので、バーゼル旧市街とハイデルベルグ視察をコースに含めているので期待して頂きたい」と述べている。