北朝鮮で発生した地震について、韓国当局は核実験によるものとの見方を示した(イメージ)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国気象庁は3日午後、北朝鮮北東部の咸鏡北道・豊渓里付近で発生したマグニチュード(M)5.7の人工地震について、昨年1月の4回目核実験に比べ11.8倍、昨年9月の5回目核実験に比べ、約5〜6倍の威力を持つと分析した。

 気象庁関係者は「人工地震は波形がS波よりP波がはるかに大きいが、今回の地震はそのような特徴を見せている」として、「過去に核実験を実施した地域とも一致する」と説明した。

 韓国政府当局によると、核実験と想定した場合の爆発の威力は50キロトンとみられるという。ただ、具体的な威力は分析中であるため、今後変わる可能性がある。