犬は吠える=あたりまえ

犬が吠えるというのは当たり前。
人間がお話しすることや赤ちゃんが泣くことと同じくらい普通のことなのです。
これは、もともと狩猟や番犬としての本能が備わっているためで、全く吠えなくては仕事になりません。ひとつの犬の性質だと思ってください。

犬が吠えるのはどんなとき?

無駄吠えを辞めさせたい!と願うばかりでなく、まずは犬が吠えるのはどんな時なのか、どんな気持ちなのかを考えてみましょう。

犬が吠えるときの気持ち

犬が吠えるときにはいくつかのシチュエーションがあります。
鳴き声の高さや低さ、声の大きさ、強さ、吠える回数などから、どんな気持ちで吠えているのかなと考えてあげてください。
最初はわからないことばかりでも、だんだん犬の鳴き声に耳と頭が慣れてきます。
赤ちゃんの泣き声だけでなにがほしいのかわかるようになるのと同じ。
理解してあげることができるようになります。

たとえば、

さみしいとき

(クゥーンクゥーンと弱弱しく高い音で鳴きます)

何かがほしいとき

(ワンッワンッワンッとはっきりした音で数回繰り返し鳴きます)

威嚇しているとき

(ヴーッウーッボフッワンワンワンワンンワンと低い音で繰り返し息を吹き出すような音で鳴きます)

悲しいとき

(ヒーヒーヒーなど鼻から出ているような小さな高い音で鳴きます)

寝言

(ワンッワッ、、、等、言葉にならないような鳴き方をします)

などなど。

では、無駄吠えをどうやってなくすの?

先ほど挙げたように、犬が吠えるシチュエーションや気持ちはその時それぞれです。
人間の言葉と同じです。いつも一緒ではありません。シチュエーションを考えず、毎度同じように”吠えちゃダメ!”と怒るだけでは、しつけにはなりません。

それぞれのシチュエーションに合わせた、しつけが必要なのです。
そのシチュエーションにおいて、愛犬は何を望んでいるのか、何が足りていないのか、何が違っているのかなど、飼い主が彼らの声から読み取らなくてはならないことがたくさんあります。

シチュエーション別の対処法

さみしいとき

(クゥーンクゥーンと弱弱しく高い音で鳴きます)
→ 不安や恐怖心などがある場合が多く、雷や風の音。そういったものに反応して鳴く場合があります。その時は、窓を閉めたり、カーテンをしめ、なるべくその原因から遠ざけてあげましょう。震えながら鳴いているときはしっかり抱きしめてあげましょう。

何かがほしいとき

(ワンッワンッワンッとはっきりした音で数回繰り返し鳴きます)
→だいたい、欲しいものだけをみて鳴いていると思います。
その場合は、すぐに与えるのでは、鳴けばもらえると勘違いしていまうので、必ず、鳴き止んでから与えてあげてください。

威嚇しているとき

(ヴーッウーッボフッワンワンワンワンンワンと低い音で繰り返し息を吹き出すような音で鳴きます)
→機嫌がよくないです。いやなことや物があるとこのように鳴くことがあります。
少し、距離を保っておいたほうがいいでしょう。

悲しいとき

(ヒーヒーヒーなど鼻から出ているような小さな高い音で鳴きます)
→何かがほしいときにもこのように鳴いたりしますが、構ってほしいときに比較的に多い鳴き方です。なでたり、抱っこしたり、お散歩に連れて行ったりスキンシップを取ってあげてください。

寝言

(ワンッワッ、、、などの言葉にならないような鳴き方をします)
→人間のいびきと同じで急に始まり、急に終わります。
夢の中で誰かと話しているのか、遊んでいるのか・・・。こればかりは話しかけないほうがよさそうですね。

まとめ

犬が「鳴く=吠える」ではないのです。
その時、その時の犬の気持ちやシチューエーションからくみ取らなければ、ただ、吠えたら!ダメと叱っても治るはずはありません。しっかり犬の気持ちを考えて理解したうえでそれが無駄吠えなのか、さみしくて鳴いているのか判断できるようになってあげなければと思います。