ギグス、ベイルに次ぐ早熟の天才が登場 ウェールズ代表17歳FWがW杯予選決勝弾

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リバプール所属のFWウッドバーンがミドル弾 ウェールズがオーストリアに1-0勝利

 ライアン・ギグス(元マンチェスター・ユナイテッド)、ガレス・ベイル(レアル・マドリード)らを生んだウェールズに、新たな早熟の天才が台頭した。

 現地時間2日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選ウェールズ対オーストリア戦で、17歳のFWベン・ウッドバーン(リバプール)が鮮やかなミドルを突き刺して母国の1-0勝利に貢献。地元メディアはニューヒーローの誕生に沸いている。

 ウェールズはベイルの獅子奮迅の活躍もあり、昨年の欧州選手権で初出場ながらベスト4進出を果たした。しかし今予選では5引き分けと勝ちきれない試合が続き、オーストリア戦は必勝を問われる一戦となった。ベイル、MFアーロン・ラムジー(アーセナル)らを起用したものの得点が生まれないもどかしい展開が続き、クリス・コールマン監督は後半24分に17歳FWウッドバーン投入を決断した。

 するとその5分後、新鋭が大仕事をやってのける。ペナルティーエリア外やや左でボールを持ったウッドバーンは躊躇なく右足を振りぬく。すると鋭い弾道で飛んだボールは相手GKの伸ばした手をすり抜け、ゴール左隅へと突き刺さった。英公共放送「BBC」は決勝弾後に雄叫びを挙げたヒーローのコメントを紹介している。

「ちょうどいいところでボールが出てきたので、僕はできる限り素早くシュートを打つようにするだけだった。素晴らしい気分だよ。ファンにはこれ以上何も求められないよ。今夜は眠れないだろうね」

監督絶賛「記憶にとどめておくべき一夜」

 初々しさを感じさせるコメントだが、コールマン監督も若武者をこう絶賛している。

「これは記憶にとどめておくべき一夜だ。ベンは若いが、もう十分見てきているし、今まさに発見してきた選手ではない。彼に関しては何の心配をしていない。ゴールだけでなく、プレー全て、彼のインテリジェンスをね。彼の活躍ぶりを喜びたい」

 リバプールではユルゲン・クロップ監督の下で将来を嘱望され、すでにトップチームデビューを飾っている。10代での活躍ぶりから“ギグス二世”もしくは“ベイル二世”にも位置づけられる超逸材。「ウッドバーン」という名前を世界に知らしめるきっかけとなったのは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

【動画】Ladbrokes.com.au公式ツイッターに投稿されたウェールズ代表17歳FWウッドバーンの決勝ミドル弾

https://twitter.com/ladbrokescomau/status/904135937159872512

Ladbrokes.com.au公式ツイッターに投稿されたウェールズ代表17歳FWウッドバーンの決勝ミドル弾

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【写真:Getty Images】