将棋の藤井聡太四段

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 将棋の中学生プロ棋士、藤井聡太四段(15)が3日、第67回NHK杯トーナメント2回戦に臨み、「十八世名人」の資格を持つ森内俊之九段(46)に94手で勝利。公式戦の連敗を2で止めた。

 午前10時に対局開始。先手の森内九段は矢倉の戦型を取り、後手の藤井は右四間飛車で応じた。終盤で藤井の正確な指し手が光り、94手で投了に追い込んだ。

 対局相手の森内九段は永世称号の「十八世名人」の資格を持つ一流棋士。名人を通算8期獲得している。藤井が「永世名人」の資格者と公式戦で対戦するのは初めて。

 注目の一戦はNHKEテレで異例の生放送。第57回大会決勝以来、10年ぶりの対応となった。藤井四段の対局が地上波で生放送されるのは初。解説は佐藤康光九段(47)中村太地六段(29)、聞き手を藤田綾女流二段(30)が務めた。

 藤井は8月24日の棋王戦挑戦者決定トーナメントで豊島将之八段(27)に、2日の加古川青流戦準々決勝では前年優勝者の井出隼平四段(26)にそれぞれ敗れ、公式戦で自身初の連敗を喫していた。

 藤井の次戦は7日、東京都・渋谷区の将棋会館にて指される新人王戦準々決勝で佐々木大地四段(22)と対局する。