アーティスティックでオシャレな雰囲気が漂う、「エクレクティック・スタイル(ごちゃまぜスタイル)」。真似してみたいけど、問題はちょっと難易度が高いこと…。そこで、インテリアデザイナーのリタ・コーニッグさんとミッドセンチュリー(1950〜60年代)スタイルの家具会社「Joybird」が<Red>に教えてくれた、「ごちゃまぜインテリア」を成功させるコツをご紹介します!

1.レイアウトを考える

ごちゃまぜインテリアの計画を練る際、よくあるのが、色や素材、模様の組み合わせにばかり気をとられてしまうこと。けれど、忘れてはならないのが、配置。「私は、部屋の中でもっとも重要なことの1つは、色やファブリックよりもレイアウトだと思います。家具の配置こそ、快適で、居心地のいい部屋を作るものです」とコーニッグさん。部屋に置くものを買う前に、それぞれをどこに配置するか、見極めること。買ってしまった後で、奇抜なフロアランプや19世紀の棚を置く場所がない、なんてことがないように。

2.主役のポイントを忘れない

レイアウトを考える際、覚えておくべきことは、ごちゃまぜスタイルは幅広いアイテムを用いることで様々なスタイルや時代を組み合わせるものだけど、完成した部屋には主役となるポイントが必要だということ。Joybirdが提案するのは、目を引く要素によって主役ポイントを作る(または、手持ちのものにアクセントを加える)こと。例えば、壁の装飾を工夫したりや暖炉を飾ったり、大胆な装飾品を置いたりするのがおすすめ。

3.実用性を考える

部屋の装飾品を決めたら、次はごちゃまぜスタイルに組み込むのだけれど、忘れてはならないのが、部屋は住むためのものだということ。「実用性を考えて飾りつけしましょう」とコーニッグさん。「空っぽの部屋を前にして色やファブリックを考えるのは気が滅入るものかもしれませんが、実用性は装飾のための大きな要素です。全体をまとめるためには、どうやって部屋を使うかを考えることです」。例えば、バスケットや本棚、飲み物のためのトレイ、トランプ用のテーブルなどを置けば、部屋の中に居心地のいい、生活感のある雰囲気が生まれるはず。

4.家の雰囲気を統一する

ごちゃまぜスタイルは多様ではあるものの、家の中のそれぞれの部屋はお互いを補い合うべき。「家の中に1つの秩序を作るために、全体にごちゃまぜスタイルを貫きましょう」とJoybirdは提案。「部屋ごとにパッとスタイルが変わると、まとまりのない印象になります」。もし、家をごちゃまぜスタイルにすると決めたら、すべての部屋をその雰囲気で統一すること。

5.テーマカラーを決める

家全体を統一するなら、壁などにテーマカラーを一色決めると、全体をまとめる要素に。「色が全体をならして、統一感を与えてくれます」とJoybird。オリーブグリーンにせよ、オフホワイトにせよ、一貫した印象を作るために、同じ色を統一して使うこと。

6.色相を比べない

テーマカラーを選ぶ際、どの色にするか決めるために壁にサンプルカラーを塗ってみたくなるかもしれないものの、これはNG行為なのだそう。「塗った色はお互いに奇妙なことをし出すので、とても混乱します」とコーニッグさん。「好きな色を板に塗って、単体で見てみましょう」。また、色を塗った板は、参考のために買い物に持って行くのにも便利。

7.バランスをとる

大きさや対称性のバランスを見つけることを目標にしましょう。「異なるスタイルや素材、時代のものでも、似通ったラインはデザインの調和を生み出します」とJoybird。多様性を重視するあまり、秩序を犠牲にしないこと。

8.「ごちゃまぜ」は何でもアリとは違う

ごちゃまぜスタイルを実践することは、なんでも配置するという、ルールを無視することではない、のだとか。「何でも集めて重ねておくことと、吟味したコレクションを陳列することは、同じように『雑然と並んでいる』けれど微妙に違うものです」とJoybird。「7」のように大きさや対称性のバランスなど、1つの部屋に組み込むスタイルの数の上限を決めて、バラバラな印象になるのを避けましょう。

9.新しいスタイルに慣れるまで待つ

ごちゃまぜスタイルを試してみて、結果が気に入らなくても、すぐにまた変えようとしないこと。「部屋が完成して、そこでしばらく暮らしてみるまで待ちましょう」とコーニッグさん。「最初に部屋を飾ったときにはとても気になったこと(例えば、予想外に鮮やかだったペンキの色など)が、部屋を家具や他のもので満たしたら、背景になじむこともあります」。

10.大胆さを大切に

ごちゃまぜスタイルは、数多くのファブリックや模様、アート作品などの特徴がでるもの。「ラグや絵、オブジェ、装飾用のクッションなど、家のアクセントになるアイテムは、どの部屋に置いても、よく考えられたミスマッチを生んでくれます」とJoybird。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

Red Online