MF長谷部誠がオーストラリア戦後にチームを離脱したことで、5日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(ジッダ)で出場のチャンスが広がったのがMF高萩洋次郎(FC東京)だ。

 ベンチ外だったオーストラリア戦を終え、気持ちを切り替えてやってきたジッダ。初日の約1時間のトレーニングを終え、取材エリアにやってきた高萩は「与えられたポジションで与えられた役割をそのときにこなせばいいと思う」と淡々とした口調に意気込みをにじませた。

 オーストラリア戦では長谷部、MF山口蛍、MF井手口陽介の3枚の中盤をじっくり見たという。「自分のポジションを意識して中盤3枚のところは見ていた。アグレッシブにボールを奪いにいき、攻撃につなげられれば良いなと思う」。サウジアラビアの印象として挙げたのは、身体能力の高さと技術の高さ。「簡単にフリーでプレーさせないように、相手が嫌がるようにしつこくできれば」と力説した。

 とはいえ、見せたいのはやはり攻撃面だ。「ペナルティーエリアの近くで仕事ができるように、崩すところを見せていきたい」。代表戦のピッチに立てば、13年7月の東アジア杯以来。高萩が勝負に出て行く。

(取材・文 矢内由美子)


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