ドルトムントのゲッツェらが悲しみに暮れる少女ファンにプレゼント 粋な計らいが話題

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移籍したモルとデンベレのユニフォームを持つ少女二人に自分たちのユニフォームを贈呈

 ドルトムントは今夏の移籍市場でバルセロナにフランス代表FWウスマン・デンベレを、セルタにトルコ代表FWエムレ・モルを売却した。

 二人のユニフォームを昨年のクリスマスプレゼントでゲットした小さなサポーター姉妹に、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェとDFマルセル・シュメルツァーが粋な計らいを見せて、大きな話題になっている。

 ゲッツェは自身の公式フェイスブックで、小さなゴール前で黄色と黒のユニフォームを手にしながら暗い表情を浮かべる二人の少女の写真を掲載した。

「シーズン開幕なのに悲しいファンを置いてはいけない。我々はミスター・ヴァツケではないけれど、シュメルツァーと僕はとりあえず新しいユニフォームを君たちに贈ります」

 昨季、代謝障害でシーズンの大半を棒に振ったドイツの至宝は、心温まるメッセージを送っている。

 写真に映る二人の少女は、11歳の姉エミリーちゃんと8歳の妹オリビアちゃんだった。 クリスマスにエミリーちゃんはモルの背番号9のユニフォームを、オリビアちゃんは7番のデンベレのユニフォームをプレゼントしてもらったが、新シーズンに二人はチームからいなくなってしまった。

深い絆で有名なドルトムントらしい出来事

 ドイツ紙「ビルト」で報じられた悲しみの姉妹の心を癒そうと、ゲッツェと主将シュメルツァーが立ち上がった。ドルトムントの総帥、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOの代わりに、自分たちのユニフォームをプレゼント。ホームスタジアムのジグナル・イドゥナ・パルクに笑顔で足を運んでもらおうと粋な計らいを見せたのだった。

 ゲッツェとシュメルツァーの慈善行為はブンデスリーガ公式サイトも報じるなど、大きな話題になっている。欧州で最大の集客数を誇る人気クラブのドルトムントはサポーターと選手の深い絆で有名だが、ゲッツェとシュメルツァーの優しさでその絆は一層深くなるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images