ミスコン英国代表の美女、ダイエットを命じられ激怒(画像は『BBC 2017年8月30日付 「Size 10 beauty queen refuses title after ‘too big’ claim」(ZOIEY SMALE)』のスクリーンショット)

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エクアドルで9月23日に開催される「ミス・ユナイテッド・コンティネンツ」の世界大会。英ノーサンプトンシャー州に暮らす28歳のゾーイ・スメールさんは本年度の英国代表としてその準備にあたっていたが、彼女は関係者のある一言にすべてのやる気を失ってしまった。女性としてあくなき美を追求するにせよ、自分には犠牲にできるものとできないものがあるというのだ。

「サイズ10ではダメ。大柄に見えるから本選前にもっと体重を落とさなければ。しっかりとしたダイエットプランを。」

ミス・ユナイテッド・コンティネンツ大会・エクアドル支部長からそう言われて強いショックを受け、やる気を失ってしまったというゾーイさん。時間をかけて自分自身を見つめ直した末に、「そんなことを要求してくるなら世界大会には出場したくありません」とこのほど英国支部に棄権の意思について連絡したそうだ。

ここ10年にわたり毎年のように挑戦し続け、先の英国代表選考会では11人のファイナリストを破っていたというゾーイさん。悲願であったミスコン英国代表のタイトルをついに獲得したのに、それを放棄してしまうのはやはり勿体ない。何よりも彼女の棄権で英国代表に繰り上げる者がガリガリに痩せているとしたら、ゾーイさんが世の中に訴えたいことはすべて水の泡となってしまうのだ。

「ティアラをすぐに返上するつもりはないわ。まずは抗議の段階よ。女性もパワーを持つことが重要だから。私には食事をする権利が、必要があるわ。健康で豊かな知識を身につけ、人々のお手本になるような生き方をすることこそが大事よ」などと語っていたゾーイさんだが、最近になってティアラを返上し、彼女の棄権は正式に決まった。

自分の生き方、考え方を曲げてでもミスコン大会に出場することに、もはや何の魅力も感じなくなったというゾーイさんの決断はSNSでも女性を中心に大きな話題となった。「モデルの世界はガリガリに痩せた子ばかりで、女の子たちもそれに憧れてしまう。これはとても悲しいこと。そうした意識は徐々にでも変えていかなければ」と説くゾーイさんを支持する者は非常に多い。特に「あなたの勇気ある決断とメッセージを娘にも教えてあげたわ」という母親からのメッセージが数千件に上るという。

画像は『BBC 2017年8月30日付 「Size 10 beauty queen refuses title after ‘too big’ claim」(ZOIEY SMALE)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)