[9.2 J2第31節 山形1-1岡山 NDスタ]

 13位モンテディオ山形がホームで9位ファジアーノ岡山と1-1で引き分けた。桃太郎で有名な岡山が対戦相手とあり、クラブ公式サイト上で「お腰につけた勝ち点3、一つ私にくださいな」と銘打った一戦だったが、3試合連続のドロー。アウェーの岡山は3試合負けなし(1勝2分)となった。

 山形は前節・徳島戦(1-1)から先発3人を変更。累積警告で出場停止のDF加賀健一に代わってDF栗山直樹が5試合ぶりにスタメン起用され、MF鈴木雄斗が3試合ぶり、MF安西海斗が2試合ぶりに先発復帰した。

 一方、岡山は前節・熊本戦(1-0)と同じ11人。前節に移籍後初ゴールを挙げたFWオルシーニを1トップ、FW伊藤大介とFW豊川雄太を2シャドーに据えた3-4-2-1で臨んだ。

 前節は相手の徳島に合わせる形で中盤をひし形にした4-4-2で入った山形だが、今節も同フォーメーションを採用。岡山とのマッチアップ上、フリーになりやすいMF本田拓也とトップ下から自由に動くMF佐藤優平を中心にボールをテンポよく回し、前半の主導権を握る。

 ポゼッションで上回り、前半19分には中央でキープしたFW阪野豊史が右へパス。フリーのMF鈴木雄斗がPA後方右から右足で大外へクロスを送るも、DF高木利弥がノーマークで放ったヘディングシュートはクロスバーに嫌われた。

 山形は優勢の展開を生かせずにいると、前半26分に岡山が先制する。右CKから、キッカーの伊藤が右足でクロスではなく低いマイナスのパスを送り、PA手前右で空いていたMF三村真が左足でダイレクトシュート。アウトにかかったグラウンダーのボールがPA内の選手たちをすり抜け、ゴール左隅に決まった。

 意表を突いて均衡を破った三村はこれが今季初得点。リーグ戦では2014年11月23日の第42節・富山戦(3-0)以来、1014日ぶりのゴールとなった。1点を追う山形は前半45分に右CKを獲得。キッカーの佐藤が右足でクロスを入れると、ファーで相手DFに競り勝ったDF栗山直樹が頭で合わせるが、わずかにゴール左に外れ、前半はそのまま終了した。

 岡山は前半の戦いを受け、後半からMF渡邊一仁、MF関戸健二、伊藤の3ボランチに変更。しかし、山形はペースを渡さず、圧力を強めていく。後半7分と同31分に迎えた鈴木のシュートチャンスはいずれもゴールに結び付かなかったが、同36分に岡山の守備をこじ開けた。

 左サイドのFKから佐藤が右足で送ったクロスは相手にクリアされるも、こぼれ球を拾って二次攻撃。再び受けた佐藤が狙い澄ましてPA内に蹴り込むと、攻め残っていた栗山がバックヘッド気味にゴール右へ押し込んだ。

 栗山の今季初得点で追いついた山形は途中出場のMF汰木康也の個人技を生かし、終盤にチャンスを量産するが、勝ち越しゴールは生まれず。1-1で終了し、4試合ぶりの白星とはならなかった。


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