血統書とは?

犬種標準を満たしている犬であることを証明するための書類のことを「血統証明書」と言います。
血統証明書と言う場合もありますし血統書という場合もあります。

日本では、一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ(JKC)が血統証明書を発行していますが、

『JKCをはじめとする世界のケネルクラブでは、純粋犬種の血統を管理し、より犬質の高い犬を繁殖するために必要な祖先犬の情報を血統証明書という形で提供しています。』

としています。

血統書の正しい見方とは?

一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ(JKC)が発行している血統証明書の見方についてご紹介しますが、みなさんの愛犬の血統書の発行元を確認した後、参考にされてみてください。

犬名

犬名がアルファベットで書かれているのですが、犬舎名と犬の名前から成る、35文字以内という規定があります。

うちの子の犬名は「犬名+犬舎名」をアルファベットとカタカナで書かれていますが、カタカナでは14文字と、とても長い名前になっています。
夏生まれなので夏にちなんだ言葉が含まれています。

みなさんの愛犬は、どんな犬名でしょうか。
季節や毛色などにちなんだ名前でしょうか。

本犬データ

犬種を示す「犬種記号」がアルファベットで記載されています。

ポメラニアン 「PO」スタンダード ダックスフンド 「DH」ミニチュア ダックスフンド 「DHM」カニーンヘン ダックスフンド 「DHK」ビーグル 「BE」

このように記載され、ダックスフンドのようにクラスがわかれる場合には「犬種記号+サイズ記号」が記載されています。

DNA登録番号

犬から採取されたDNAデータが記載されています。
登録者が、同じ母犬から産まれた子犬をまとめて登録することを希望する場合には、血統証明書の信頼性の向上と明確な血統登録を行うために、メス犬のDNAを登録することが義務付けされています。
登録されたDNAデータは、個体識別のために使用されます。

ID番号

マイクロチップなどによる個体識別番号が記載されています。
皮膚の下にマイクロチップを埋め込んで、読み取り機器を用いて番号を確認し、個体識別を行うというものです。
これにより、登録された犬と血統証明書とを入れ替えることができなくなります。

股関節評価と肘関節評価

これは任意で記載される項目なのですが、遺伝的な疾患の可能性があるかどうかを専門機関によって評価され、その結果を記載したものです。
交配犬として用いるかどうかを判断する際の基準にする場合があります。

繁殖者と所有者、譲渡年月日

繁殖者とは、犬の繁殖者であるメス犬の所有している犬舎が記載されています。
所有者とは、登録上の所有者(ブリーダー)の名前が記載されています。
ブリーダーの名前からご自分(飼い主)の名前に記載を変更したい場合には、一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ(JKC)にて変更することが可能です。

父犬の血統図

本犬の父犬父方の祖父父方の祖母

この3つについてのデータが記載されています。
さらに曽祖父母へと遡った記載もあります。

母犬の血統図

本犬の母犬母方の祖父母方の祖母

この3つについてのデータが記載されています。
さらに曽祖父母へと遡った記載もあります。

登緑日・出産頭数・登録頭数・一胎子登録番号

登録頭数は、一緒に生まれた兄弟姉妹の数をオスとメスにわけて記載しています。
一胎子登録番号は、一緒に生まれた兄弟姉妹の番号が記載されています。
愛犬の兄弟姉妹は何頭いるのかを知ることができますし、兄弟姉妹の番号を知ることができれば、インターネットを使ってどこに住んでいるのかなどを調べることができる可能性もあります。

まとめ

血統証明書を発行している団体は日本にもいくつかあるのですが、一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ(JKC)で発行されているブリーダーさんがほとんどなのではないでしょうか。

愛犬の血統証明書がどの団体から発行されたものなのか確認してみてください。

血統証明書の発行には

母犬の所有者が一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ(JKC)の会員であること母犬の所有者が一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ(JKC)の愛犬クラブに所属していること一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ(JKC)が発行した母犬の血統証明書があること

などの条件があります。

血統証明書に記載されている情報を使って利用することができるインターネット上のサービスによると、父犬や母犬、兄弟姉妹に会うことができたという飼い主さんもたくさんいらっしゃいます。
愛犬の家族が今どのように過ごしているのか気になりますよね。
血統証明書は、愛犬の家族の存在を知ることにも用いることができる大切な書類なんです。