竜巻をよけて飛ぶ飛行機(画像は『Metro 2017年8月31日付「Terrifying footage shows plane dodge twisters as it comes to land」(Picture: Ruptly)』のスクリーンショット)

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先月下旬、とんだ悪天候が見舞ったロシアの黒海沿岸地域。その上空で飛行機が竜巻をかわしながら飛ぶ様子が撮影され、『RT News』の投稿したYouTube動画が大変な再生回数を記録している。もしもこれに巻き込まれたら飛行機は一瞬にして…!? 

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竜巻からどれくらい離れて飛べば安全と言えるのか、“何とかかわした”とはいえ機体は大揺れだったに違いない。先月29日、水上竜巻が12本も発生というひどい悪天候の上空を飛び、激しい暴風雨や雹(ひょう)のため目的地であったソチ国際空港には着陸できずと、その飛行機はまさに踏んだり蹴ったりの連続であったようだ。

対流圏から成層圏に抜けた高度1万メートル超にもなれば気流や飛行も安定するが、離着陸に関しては多くの飛行機が厳しい気象条件下での飛行を余儀なくされているロシア。その日のフライトに関しても管制塔、乗務員、そして乗客は悪天候であることを承知していた。しかし水上から巻き上げられてできる竜巻だけは予測していなかったであろう。いくつもの雲状の柱を右に左にとかわしながら飛び続けたパイロットは、恐怖のあまり手に汗握っていたに違いない。

かつてリグリア海に面したイタリア沿岸部でも珍しい2本の水上竜巻が発生し、その様子が動画で伝えられたことがある。市民はそれを自然界の驚異、美しさに感銘などと称えたが、漁業に従事する人々は「こんなのに巻き込まれたらひとたまりもない」と身震いした。竜巻を作るのは激しく渦巻く空気で、巨大な積乱雲の底から漏斗状に雲が垂れ下がることで陸上なら砂塵が、海上なら水柱が巻き上げられるという。

画像は『Metro 2017年8月31日付「Terrifying footage shows plane dodge twisters as it comes to land」(Picture: Ruptly)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)