ローマvsシャペコエンセはローマが快勝! フロレンツィの復帰弾に事故生存者アラン・ルシェウがエモーショナルなゴール!《チャリティーマッチ》

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▽ローマvsシャペコエンセのチャリティーマッチが1日にスタディオ・オリンピコで開催され、ローマが4-1で勝利した。

▽昨年11月にコパ・スダメリカーナ決勝前のシャペコエンセの選手やチームスタッフが巻き込まれ犠牲となったラミア航空2933便墜落事故の犠牲者支援を目的に、ローマとヴァチカンの文化評議会、ローマ市、イタリアオリンピック委員会の4者によって共同で開催された今回のチャリティーマッチ。

▽ローマは代表招集中の一部選手が欠場となったものの、長期離脱明けのフロレンツィやベルギー代表引退のナインゴランやペロッティ、デフレルに加え、レアンドロ・カスタンやジェルソンというブラジル人選手が先発に名を連ねた。

▽エモーショナルなムードの中でスタートした一戦は、控え中心も地力で勝るローマが押し込む展開に。すると29分、相手のハンドで得たPKをキッカーのフロレンツィが冷静に右隅へ決め、昨年10月末以来の実践復帰を自らのゴールで祝った。

▽さらに38分にはジェルソンの浮き球スルーパスに反応したペロッティがボックス左で飛び出したGKを冷静にかわし無人のゴールへ流し込み、追加点を奪取。続く42分には再び相手DFのハンドで得たPKを今度は若手FWアントヌッチが決め、前半を3点リードで終えた。

▽後半に入っても攻撃の手を緩めないローマは51分、ロングカウンターから左サイドを突破したペロッティの折り返しを、ゴール前でフリーのアントヌッチがワンタッチで流し込み、後半最初のゴールを奪った。

▽ここまで防戦一方の展開が続くシャペコエンセだったが、56分にこの試合最大の見せ場を作る。ボックス内で相手DFに倒されて得たPKの場面でキッカーを務めたのは、墜落事故の生存者の1人だったアラン・ルシェウ。ゴール右隅を狙ったシュートはGKロボントに触られるも、ボールは勢いを失わずにゴールネットに吸い込まれた。そして、アラン・ルシェウは空を指さし、天国で見守る仲間たちにゴールを捧げた。

▽その後、互いに積極的な交代カードを切った中、ローマはクラブ史上最高額でサンプドリアから獲得したシックをデビューさせ、このまま4-1で試合をクローズ。フロレンツィの復活弾にアラン・ルシェウのエモーショナルなゴールと見どころ満載となったチャリティーマッチは、ローマの大勝に終わった。

▽なお、今回のチャリティーマッチで得た全収益は飛行機墜落事故の犠牲者とその遺族に寄付されることになる。