ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ(コインからトマレス、198.4キロメートル)。トップでフィニッシュラインを通過して歓喜するクイックステップ・フロアーズのマッテオ・トレンティン(2017年9月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2017)は1日、第13ステージ(コインからトマレス、198.4キロメートル)が行われ、クイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)のマッテオ・トレンティン(Matteo Trentin、イタリア)が今大会3度目のステージ優勝を果たし、チームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は安全運転で総合首位を維持した。

 トレンティンは得意のスプリントステージでまたも圧倒的な強さを発揮し、 チームスカイのジャンニ・モスコン(Gianni Moscon、イタリア)、チームサンウェブ(Team Sunweb)のセーアンクラーウ・アナスン(Soren Kragh Andersen、デンマーク)を抑え、4時間25分13秒でフィニッシュした。

 第4ステージと第10ステージに続く勝利で、チームに今大会5勝目をもたらしたトレンティンは、「驚いている。今レースには自信があったけれど、ここまでは予想していなかった。チームにとってブエルタはまだ終わっていない。もっと勝ってみせる」とコメントした。

 一方、フルームは前日の第12ステージで技術的なトラブルに見舞われ、レース終盤の転倒でリードを失ったものの、今レースでは警戒を怠らずにメイン集団の前方につけ、7位でフィニッシュした。

 今年のツール・ド・フランス(2017 Tour de France)で通算4度目の総合優勝を果たし、同じ年にブエルタとの二冠を達成する史上3人目のライダーを目指しているフルームは、総合2位につけるバーレーン・メリダ(Bahrain-Merida)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)との59秒差を保っている。

 フルームは「今年のブエルタでは何が起きるのか、予測がとても難しい。昨日のようなことがあると、あっという間に状況は変わってしまう」とすると、「明日のゴールはかなりの急勾配になる。アルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)やヴィンセンツォ・ニバリのような選手がタイムを稼ぎにくるはず。彼らは積極的に攻めてくるだろう」と語った。

 3日に行われる第15ステージもシエラネバダ(Sierra Nevada)の高い峠が待ち受けており、フルームは3度の総合2位に終わっているブエルタで自身初の総合優勝に向けて、この週末は勝負を決することになると予測している。

「日曜日のステージには、2500メートルを超すシエラネバダの厳しい峠が待ち受けている。タフな週末になることは確実だ。次の2ステージでは、タイム差が大きく開くことになるだろう」
【翻訳編集】AFPBB News