マリア・シャラポワ【写真:Getty Images】

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全米オープン3回戦、ケニンを2-0で下し、逆風の中で4回戦進出

 テニスの全米オープンは1日(日本時間2日)、女子シングルス3回戦で元世界ランク1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が同139位のソフィア・ケニン(米国)を7-5、6-2で下して4回戦進出。16強入りを決めた。

 米国の18歳新鋭ケニンを迎えた一戦は、序盤から接戦となった。第1セット。序盤から互いに2ゲームずつブレークし合った。しかし、シャラポワが6-5でリードして迎えた第12ゲーム。勝負所で底力を発揮し、ブレークを奪い、第1セットを7-5で先取した。

 第2セットになると一気に勢いに乗った。第1ゲームから3連続奪取。

 16年に1年3か月の出場停止処分を受けたシャラポワは、今年4月に復帰。6月の全仏オープンはワイルドカードを得られず。続くウィンブルドンでは予選の参加資格を手にしたが、故障で欠場。今回、全米オープンでワイルドカードながら、ようやく復帰後初のグランドスラム出場にこぎつけた。

 シャラポワは1回戦で第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を撃破、続く2回戦は世界ランク59位のティメア・バボシュ(ハンガリー)を下し、3回戦進出を決めていた。しかし、ともにセンターコートのアーサー・アッシュスタジアムで行われた好待遇を受けていた。

 これに対し、世界ランク5位のキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が「世界5位の選手が5番コートで5試合目にゲームを行うなんて、受け入れがたいわ。ドラッグで出場停止を受けた人間が突如、すべてのシングルスの試合をセンターコートでプレーしている。これは疑わしいことだと思う」などと非難していた。

 逆風が吹く中でも元世界女王の力を発揮し、着実に階段を上がっているシャラポワ。この勢いのまま06年以来の全米オープン女王の座に就けるのか、世界も注目している。