JR西日本は、2018年夏に開催する「山陰デスティネーションキャンペーン」に合わせ、鳥取〜出雲市駅間で新たに「観光列車」を運行すると発表した。

列車名は「『あめつち』〜天地の初発のとき(あめつちのはじめのとき)〜」で、古事記の書き出しに由来する。車両はキハ47形2両編成で、定員は59名。「ネイティブ・ジャパニーズ」をコンセプトに、山陰ならではの「古くて新しい日本」を発見する旅を演出する。

外観全体を山陰の美しい空や海を表現した紺碧色とし、全体をメタリックな色彩で仕上げ、神々しい雰囲気を表現。車体側面下部には「銀色」の帯模様を配し、山陰の美しい山並みと、たたら製鉄に因んだ刃文(日本刀の刃に付けられた波模様)を表現する。内装には鳥取県産の智頭杉や島根県産の松を使用するほか、照明部分に因州和紙をランプシェードのように用い、光を演出する。テーブルには石州瓦の素材でできたタイルを用いる。

ロゴデザインは、天つ神々・太陽、七つの八雲、金鵄(日本神話に登場する金色のトンビ)、山・海、白兎、ワニ(鮫)をモチーフとして、「天」に対して光の放射状の縦ライン、「地」に対して海の横ラインを対照的に見せるデザインとした。

車内では、山陰の豊かな自然の中で育まれた地産品や地元に因んだ食事や飲物などを提供。日本海や大山の雄大な景色や、宍道湖の夕陽などでは徐行運転を行い美しい景色を楽しめる。演出やイベントの企画には地元の協力を得ながら山陰色が豊かなものにしたいとしている。導入時期は2018年7月を予定している。