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「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」(山口DC)が開幕し、2日に新山口駅でオープニングイベントが開催された。山口線を走る「SLやまぐち号」の新製客車(35系客車)も同日デビュー。蒸気機関車C57形1号機に特製の山口DCヘッドマークが掲出され、新山口駅1番線ホームから10時50分に発車した。

「SLやまぐち号」の発車に先立ち、新山口駅南北自由通路(在来線改札口前)の特設ステージでオープニングセレモニーが開催され、山口県知事の村岡嗣政氏、JR西日本広島支社長の伊勢正文氏らが出席した。伊勢氏は挨拶の中で、「SLやまぐち号」の新製客車について「SL全盛期の客車を可能な限り忠実に再現し、お子様だけでなく大人の方々もわくわくできるデザインとしたつもりです。山口県観光のシンボルのひとつである『SLやまぐち号』を通じ、全国から山口県へ訪れていただけたら」と述べた。

35系客車の初運行となる「SLやまぐち号」は10時20分すぎ、新山口駅1番線ホームに入線。同時に蒸気機関車D51形200号機もディーゼル機関車DE10形1531号機に牽引されて3番線ホームに入線し、「SLやまぐち号」の蒸気機関車C57形1号機と並んだ。35系客車の1号車(オロテ35-4001)にテールマーク、C57形1号機に山口DCのキャンペーンロゴをデザインした特製ヘッドマークが掲出された。

「SLやまぐち号」は10時50分頃、新山口駅長と山口県知事の村岡氏による出発合図で新山口駅を発車(特別展示されたD51形200号機も同時に発車)。津和野駅へ向かう途中、篠目駅で「SL『ありがとうレトロ客車』号」との"行き違い運転"も行われる。

新山口駅長とともに出発合図を行った村岡氏も、新製客車となった「SLやまぐち号」に期待している様子。「今日は全国各地からSLファンが集まり、新山口駅だけでなく(SL列車同士が行き交う)篠目駅もファンにはたまらない場所と聞いています。私自身もSLを見ると気持ちが高ぶってきますし、やはり多くの方々を引き付ける観光素材だと思います。それが山口にあるというのが本当にうれしい。これからもJRと協力し、SLをうまく活用しながら、山口県観光の大きな素材として育てていきたい」と話していた。

新製客車となった「SLやまぐち号」は山口DC期間中、12月24日まで土休日に新山口〜津和野間で1日1往復運行。牽引する蒸気機関車はC57形を中心に、11月25日にD51形の復活運転、11月26日にC57形・D51形の重連運転が実現するほか、12月16・17・23・24日にはC56形が使用される。山口県とJRグループ6社による大型観光キャンペーン「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」(山口DC)は12月31日まで開催される。