歓喜の跳躍をホームの観客の前で披露したC・ロナウド。勝利の立役者は、さらに偉大さを増した。 (C) REUTERS/AFLO

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 8月31日(現地時間)に行なわれたロシア・ワールドカップの欧州予選で、ポルトガルはフェロー諸島を5-1で下した。

 
 ポルトで開催されたこの試合、エースのクリスチアーノ・ロナウドは開始3分で先制ゴールを決めると、29分にPKで2点目、そして65分にはハットトリックを達成し、大勝の立役者となった。
 
 これで彼の代表通算得点は78に。ポルトガルでは断トツの歴代1位であり、2位(ペドロ・パウレタの47点)との差は広がる一方だが、全世界を対象にした代表通算得点においても、C・ロナウドは3つ順位を上げ、歴代3位に浮上した。
 
 しかも、抜いた選手のひとりは、あの“サッカーの神様”ペレ。ブラジルのレジェンド中のレジェンドは1957年から71年のあいだに92試合で77得点を挙げたが、2003年代表デビューのC・ロナウドは代表144試合目にして、この偉大な数字を超えた。
 
 これに対し、抜かれたペレはSNSを通して、C・ロナウドに「国際試合におけるゴールスコアラーのエリート(トップ)5人に加わったクリスチアーノ、おめでとう!」と祝福のメッセージを送っている。
 
 なお、C・ロナウドと同数で3位につけているのが、イラクのフセイン・サイード・ムハンマド。上にいるのは、2位がハンガリーのレジェンド、フェレンツ・プスカシュ(84点)で、1位はイランのストライカー、日本も大いに苦しめられたアリ・ダエイ(109点)である。
 
 32歳となったC・ロナウドだが、まだその得点能力には衰えが見られず、モチベーションも高いままということで、今後もしばらくは得点を積み重ねていくことだろう。すでに、あらゆる記録を更新してきた彼だが、ここでも新たな伝説を作り上げることができるだろうか。
 
 ポルトガルはこの大勝で勝点を18に伸ばしたが、序盤の躓きが響き、7試合(全10試合)を消化した現在、グループBで首位スイスに勝点3差の2位にいる。本大会へ自動通過できるのは首位だけで、2位はプレーオフに回ることになる。
 
 すっきり首位通過を果たすためにも、やはりC・ロナウドはゴールを奪い続けなければならない。ポルトガルは今後、9月3日にハンガリー、10月7日にアンドラ、そして10月10日にスイスと対戦する。