カー用品市場で活況なドライブレコーダーに、また新しい注目モデルが登場しました。ガーミンのGDR S550は美しい画質に加えて、付属リモコンで本体の操作が可能。総合力を実走行から検証します。

ガーミン
GDR S550
実売価格3万2184円

ソニー製のExmor CMOSセンサーを搭載し、1080pのフルHD映像を保存できるコンパクトなドライブレコーダー。前方衝突警告、車線逸脱警告、発進確認警告といった先進安全機能も充実します。

SPEC●フレームレート:29fps●電源電圧:12V/24V●記録媒体:microSDHCカード(16GBのmicroSDHCカードが付属/4GB〜64GB対応)●サイズ:W56×H40×D21mm(突起部含まず)

 

小さいことのマイナス点を吹き飛ばすリモコン機能

東名高速で起きた観光バスと乗用車の事故を受け、ドライブレコーダーの需要が一層高まっていて、様々なモデルが登場しています。個人的にドラレコで重視するのは、サイズと画質と機能のバランス。その点で、GDR S550はベストといえる逸品でした。

 

まず、サイズ。本機は消しゴムサイズの小型ボディでルームミラー下に取り付けても視認性が落ちません。他モデルと比べても、ウインドウ周辺が明らかにスッキリ。取り付けていないときと同じ感覚で運転できるのでノーストレスです。

 

コンパクトさとトレードオフになるのが操作性。ボタンが押しにくい問題が出てきますが、本機はそれをリモコンで解消しています。ステアリングに取り付けることで、運転中でも操作可能。試乗した高速道路上で美しい夕景を撮影できました。ボタンはクリック感があり、操作した感触を得られるので視点を外さず運転できました。なお、車線逸脱警報などの安全機能も動作しましたが、このあたりはもう少し検証したいところです。

 

サイズ感や機能性が優れていても、画質がよくないと元も子もありません。その点、本機はソニーのCMOSセンサーを積んでおり、画質が美しく崩れない! 真夏の強い逆光を受けても、しっかりと描写。トンネル出入口の明暗差の激しい場所でも画質がつぶれたり飛んだりしませんでした。

 

本機は専用スマホアプリを介して撮影データをWi-Fi転送可能。転送時は録画できないのと、録画時は転送できないのが残念ですが、撮れたてのデータをスマホに移して、SNSにアップという使い方ができて大満足でした。

 

目線を外さず安全にドライブの様子を撮影可能

リモコンも小型(縦35×横32弌砲農瀉崗貊蠅鯀びません。動画保護と静止画撮影のほか、音声録音のオン/オフが可能です。

 

さすがソニーのCMOS!ナンバーが見えるのは当たり前

データは鮮明で逆光にも強いです。1080pもあるので車両ナンバーがくっきり見えるのはもちろん、道路上のゴミまで映るほど高精細。

 

スマホ転送は簡単だがリアルタイムでは見られない

専用アプリの「Garmin VIRB App」を使えば、保存したデータをスマホに転送できます。リアルタイムで撮影映像を見られればもっと良かったです。

 

【まとめ】

画質:4
操作性:4
設置性:5
スマホ連携力:4

解像度的に上回るGDR E560があるため、画質は☆4つとしましたが十分に満足できる内容。ドライブレコーダーとしては高価格帯ですが、総合性能でみると高い買い物ではありません。

 

【こちらも注目!】

より高画質な映像が撮れボイスコマンドにも対応

ガーミン
GDR E560
実売価格2万8944円

2560×1440ピクセルのQHDサイズで録画可能な高画質モデル。ボイスコントロール機能を搭載しており、静止画撮影、映像の保存などが可能。

 

装備を最小限にしたお手ごろ価格のモデル

ガーミン
GDR E530
実売価格2万6784円

GDR S550から付属リモコンを省いたモデル。駐車時にも録画してくれるパーキングモードケーブルが付属し、クルマを安心してとめられます。

 

【解説してくれた人】

乗り物ライター

並木政孝さん

クルマ、バイク、釣り、サーフィン、アウトドアとアクティブな活動は何でもイケる派。