編隊飛行をするF-35Bと航空自衛隊のF-15(U.S.F.K. Facebook)

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 北朝鮮が29日に火星-12ミサイルを発射したことを受け、航空自衛隊は8月31日、米軍の爆撃機編隊と共同訓練を実施し、北朝鮮をけん制した。米軍機はその後、韓国軍と実弾演習を行った。米軍のB-1B爆撃機と最新鋭のF-35B戦闘機が同時に韓国入りするのは今回が初めて。米軍が攻撃体制にあることをアピールしたと指摘されている。米AP通信が報じた。

 演習では米軍のB-2B爆撃機2機が岩国基地のF-35戦闘機4機と合流し、九州海域で自衛隊のF-15戦闘機2機と演習を行った。その後米軍機は朝鮮半島上空で韓国空軍のF-15K戦闘機4機と合流し、北朝鮮の軍事施設を模した標的に対して実弾で精密爆撃訓練を行った。

 米太平洋空軍司令官テレンス・J・オショーネシー大将は、今回の軍事演習は北朝鮮が日本上空を通過する中距離弾道弾を発射したことに対する直接的な返答だとコメントした。

外交的手段を決してあきらめない=マティス氏

 8月30日、米国国防長官マティス氏は米国国防総省で韓国国防長官宋永武氏と会談し、マティス氏は外交的手段をあきらめていないと話した。だがトランプ氏はツイッターで「対話は(北朝鮮問題)を解決する手段ではない」と投稿していることもあり、米国の忍耐もそう長く続かないことを示した。

 「私たちは決して外交的解決手段を放棄しない」とマティス氏。「私たちは努力し続けるし、(韓国の)国防長官と私は国家と国民の利益を保護する責任を負っている。私たちはこのことについて討論するためここにいる」

 30日当日、ホワイトハウスのサンダース報道官はトランプ氏とマティス長官の意見が矛盾しているのではないかという質問に対し、「全ての選択肢がテーブルにある。この状況は今も変わっていない」と答えた。

(編集・文亮)