近年、上海や北京のような大都市で、アイスホッケーやフェンシング、馬術、ゴルフ、ボート・レースのようなスポーツが裕福な家庭に大人気となっている。資料写真。

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あなたは子どもの趣味にいくらお金を使うだろう。「一年間で少なくとも15万元(1元は約16円)、多い時は100万元も投入する」とは、北京のある主婦の答え。

近年、上海や北京のような大都市で、アイスホッケーやフェンシング、馬術、ゴルフ、ボートのようなスポーツが裕福な家庭に大人気となっている。年間支出は装備、外国籍コーチ、クラブ参加費、国際試合、スポーツ発祥地での勉強などを含めると10万元以上かかるという。こうした趣味を続けるために、余裕のある経済力だけでなく、保護者は大量の時間を投入しなければならない。

▽高価な趣味

北京では現在、アイスホッケーをする子どもが登録者だけで3000人もいるそうだ。「時間とお金がかかるスポーツ。お金があっても、主婦じゃないとだめ」とある保護者は言った。

装備購入とトレーニングよりお金がかかるのが、外部での試合と合宿だ。さらに、スポーツの発祥地に行って、子どもに勉強させる保護者も多くいると言われる。要するに、アイスホッケーへの投入は、年間少なくとも15万元が必要とされるのだ。

▽エリートと見られるために

実は、こうした高級な趣味に参加するのは、子どもの自発性というより、多くは保護者の意思によって決められるという。

まず、高級スポーツは子どもの心身、意志と気質の鍛錬にプラスとなる。それから、子どもが通うインターナショナルスクールまたはバイリンガル学校では、こうした高級趣味向けのコースが開設されている。最後は、中高生が海外留学する場合、高級スポーツは名門学校の申請と現地での社交活動への適応に役立つ。

▽スポーツトレーニングの最盛期が到来?

高級スポーツは青少年の素質教育とスポーツ事業の発展に有益である。高級スポーツが青少年の間で盛んになっていることに対し、体育関連企業の関係者は「これは市場のニーズから生まれたものだ。保護者の消費意識が専門的になりつつある。この市場は良い勢いで進んでおり、多くのトレーニング機構が出現するはずだ」と考えている。

近年、政府側も高級スポーツの発展に力を入れ始めている。2016年6月に国務院が発表した「国民フィットネス計画(2016−2020年)」は、ヨットやフェンシング、馬術、エクストリームスポーツ、航空など消費トレンドをけん引するスポーツを前向きに育てるべきだと指摘した。(提供/環球網・編集/インナ)