ロシアW杯に向けて目指すのは戦い方の明確化、DF吉田麻也「ブラジルワールドカップの時のように…」《ロシアW杯アジア最終予選》

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▽日本代表は1日、埼玉県内でロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア代表戦に向けたトレーニングを実施した。

▽埼玉スタジアム2002で行われたオーストラリア代表戦の翌日、メンバー外になった選手を含めた27名全員が登場。オーストラリア戦で先発した11名とサブ組の16名に分かれてトレーニングを行なった。

▽オーストラリア戦で90分間最終ラインをけん引し続けたDF吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)は練習後、取材に応対し、強豪国がひしめくW杯本戦に向けて世界で勝つための戦い方を準備していくことを強調した。

◆DF吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)

──昨日にはシャンパンを用意したようだがどれだけの量を

「いやそんなには(笑)みんなが乾杯できるくらいの量です」

──ワールドカップ出場を決めてから一夜明けて心境は

「正直、ホッとしています。ただ、まだまだこれからです。アジアの戦いを終えてもう1試合残っていますけど、次はワールドカップで勝つための準備をしていかなくてはいけません。もう本番まで1年もないですし、昨日も言いましたけど、大事なことは個人個人が自分たちのクラブで良い結果や良いコンディションをキープしていくことです」

──アジアで勝つこととワールドカップで勝つことの違いは

「基本的にアジアでは僕らが試合を支配することが多いです。それに対して、本大会では逆の立場になる可能性の方が高いです。そこの戦い方の違いをハッキリさせないとブラジルワールドカップの時のようにチームとして機能しなくなってしまいます。これからしっかりと本大会での戦い方を考えていかなくてはいけないなと思います」

──前回大会での予選とは違い、メンバーの入れ替わりが多くあったが

「1戦目で躓いたことで毎試合毎試合苦しい試合を強いられてしまったというのはあります。ただ、その中で監督はチャレンジをして新しい選手を使ったことは今後のプラスになると思います。その中で新しい選手たちが加わり、競争が芽生えたことでチームが活性化したのではないかなと思います。結果的にそうしていく中で予選突破を決められたことは良かったです」

──本大会への戦い方というのは予選での戦い方と大きく変わるか

「今回の戦い方がベースになると思います。全然違うことをするというのは考えていないと思います。これをベースにしてくれないと困りますね(笑)」

──さらに積み上げていきたいものは

「3人目が飛び出していくことや監督がよく口にする裏への飛び出し、縦への速さという使い方はうまくならないといけないです。90分間それを繰り返し続けるということは難しいですし、行く時なのか行かない時なのかなどチームでゲームをコントロールしなくてはいけないと思います。もちろん、本番では僕らが押し込まれる時間帯や対戦相手も出てくると思います。そういう相手を想定してこの1年間やっていければ良いと思います」

──アジアでも相手の方がポゼッションが高い試合はあり、今までの予選の戦い方とは違いがあったと思うが

「まずボールを失う回数が多かったですし、僕ら後ろの人間からしたらしんどかったですね。いつも僕らがボールを保持している方がもちろん楽です。ただ、やろうとしているサッカーにトライしたという意味ではそれもありかなと思います」