見事なクロスから浅野のゴールをアシストした長友。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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[W杯アジア最終予選]日本 2-0 豪州/8月31日/埼玉

 0-0で迎えた前半の40分過ぎ、長友佑都は井手口陽介からの縦パスを左サイドで受けると「最初は縦に勝負しようと思った」。
 
 しかし、「対峙した7番の選手(マシュー・レッキー)が縦を警戒してきたので」、ここでクロスという選択肢が浮かんだ。
 
 長友はその時、「(浅野拓磨の)裏を取りに行った」動きは見えていたという。そしてクロスを入れようとした直前の心境はこうだ。
 
「CBの裏の、ニアのところをこえれば、何か起こるかなと。怖いボールを入れたかった」
 
 その狙い通り、長友は浅野の位置を確認してクロスを送った。右足から蹴り出されたボールはまるで磁石のように浅野の足もとに届いた。
 
 ゴール前に抜け出した浅野は左足で合わせただけ。日本に歓喜を呼び込んだあの先制弾は、長友の臨機応変な判断とイメージを具現化できる技術があったからこそ生まれた得点だった。

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