画像提供:マイナビニュース

写真拡大

デアゴスティーニ・ジャパンは8月29日、新たなマガジンシリーズ週刊『ムーミンハウスをつくる』を発売。当日は都内・東京ドームシティラクーア1階「ムーミンベーカリー&カフェ」にて、創刊記念プレスミーティング開催し、コラボスイーツや高さ約70cmの完成版ハウスを披露した。

週刊『ムーミンハウスをつくる』は、毎号付属のパーツを組み立てると、原作の世界観を余すところなく再現したムーミンのドールハウスが完成するマガジンシリーズ。フィンランド独立100周年の2017年は、ムーミンファンの親子やカップルが「ムーミンベーカリー&カフェ」に長蛇の列を作るなど、女性ファンを中心に各地でムーミンブームが再燃しており、「ムーミンハウス」は、そんなムーミンストーリーの中で家族や愉快な仲間が集うシンボリックな存在だ。

本シリーズは、北欧の雰囲気溢れる木製パーツで組み立てるドールハウスや、ハウスを彩る金属や木製の家具・小物、全8体の人気キャラクターのフィギュア、原作の魅力を紹介する記事で構成。組み立てるムーミンハウスは、高さ約70cm×直径約25cm(ポーチを入れた最大径約35cm)と過去最大級のスケールで、フィンランドのムーミンワールドにあるハウスの約1/24サイズを誇る。週刊『ムーミンハウスをつくる』は全100号で毎週火曜日に発売。創刊号が特別価格の490円(税別)で、第2号以降は通常価格1,590円(税別)。

プレスミーティングでは、完成したムーミンハウスがお披露目され、設計・監修を担当したドールハウス作家・村上一昭氏が登壇した。ムーミンハウスは丸みを帯びたデザインが特徴で、ハウスの再現にはかなりの苦労があったという。当初はプラスチック製のパーツなども考えたが、やはりムーミンの世界には合わないということで木製のパーツになったことや、技術の進歩でレーザーカットの精度が格段に向上したことで、クオリティの高い商品に仕上がったことをアピール。

さらに、村上氏は「これまでの商品をいろいろ見てきましたが、どれも色の再現性が若干違っていたので、再現性にもこだわりました。また、パーツはペイントされているので色付けの必要がなく、穴や溝にはめ込むだけなので、誰でも組み立てられるように設計しました」と紹介。そのほか、灯台のような円柱型のハウスは開閉式(マグネットを採用)で前後の壁が簡単に取り外せることや、ハウスの地下室があり、階段を降りると食料などが収められているなど、仕掛けも楽しんでほしいとコメントした。

そのほか、村上氏は「これまでディズニーさんの商品なども手がけてきましたが、ムーミンの版権元の監修は、ディズニーさんより厳しかったですが、勉強になりました」とカミングアウトしつつ、「その厳しい目のおかげで、日本で見るムーミンフィギュアの中では、一番原作に近いスタイルに仕上がったと思います」と自信を覗かせていた。

イベントでは「ムーミンベーカリー&カフェ 東京ドームシティラクーア店」とのコラボスイーツ「ムーミンハウスブリュレパンケーキ」(1,800円/税別)も披露。このコラボスイーツは、通常の「ムーミンハウスパンケーキ」を期間限定アレンジしたもので、2017年9月1日〜9月18日まで提供される。ムーミン谷にある水晶玉のようにキラキラしたシュクレフィレの飴の下には、宝石のような色のフランボワーズアイスが隠れており、ムーミンママが大好きなバラの花びらも散った、幻想的なムーミンハウスをイメージしているという。ムーミンハウスココットの中には「チョコレートムース」「ストロベリームース」「パンナコッタ」の3種類が入っており、パンケーキにつけて食べられる。

また、2017年8月29日〜2017年9月18日の期間中は、週刊『ムーミンハウスをつくる』の完成したハウスが展示されるほか、期間限定のフォトスポットも登場。さらに、来店者には「オリジナルコースター」もプレゼントされるので、ムーミンファンはぜひ足を運んでいただきたい。

(C)MoominCharacters TM