北朝鮮・平壌で、涙ながらに記者会見する米大学生のオットー・ワームビア氏。国営朝鮮中央通信(KCNA)提供(2016年2月29日撮影、3月1日配信)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】北朝鮮のミサイル開発などをめぐり米朝が対立する中、米政府による自国民の北朝鮮への渡航禁止措置が1日から始まった。

 今回の措置は、北朝鮮旅行中に拘束された米学生のオットー・ワームビア(Otto Warmbier)氏が6月に昏睡状態で釈放され、帰国後に死亡したことを受けて取られたもの。

 ワームビア氏は北朝鮮のホテルから政治ポスターを盗もうとしたとして15年の労働教化刑を言い渡されていた。同氏の死去を受けて、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は北朝鮮を「残忍な体制」と非難していた。

 国務省はウェブサイト上で、米国民の北朝鮮への渡航を禁止した理由として「米国民が逮捕されたり長期にわたって拘束されたりする深刻な危険が高まっている」ことを挙げた。

 渡航禁止措置の対象外となっているのは、記者や赤十字(Red Cross)職員、人道目的で渡航する人、国務省が米国の国益にかなうと認めた場合などに限られる。

 北朝鮮に残っていた少数の米国人は8月31日に同国を離れたと報じられている。
【翻訳編集】AFPBB News