2018年サッカーW杯ロシア大会、欧州予選グループA、フランス対オランダ。得点を挙げ歓喜するフランスのキリアン・ムバッペ(2017年8月31日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)が31日、予定通りとなれば史上2番目に上る高額移籍金でASモナコ(AS Monaco)から若手有望株のキリアン・ムバッペ(Kylian Mbappe)を獲得する電撃契約を結んだ。

 ブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約288億円)で仏パリ(Paris)に主戦場を移してから1か月足らずの中、記録破りとなった今夏の移籍市場が期限を迎えるわずか数時間前に、18歳のムバッペはレンタル移籍でPSGに加入した。

 欧州サッカー連盟(UEFA)が定めるファイナンシャル・フェアプレイ(FFP)に抵触するのを避けるため、フランス代表のムバッペは、来季に移籍金1億8000万ユーロ(約235億6000万円)でPSGとの正式契約にサインすることになるとみられる。

 今回の契約が発表された直後、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選のオランダ戦に臨み、フランス代表初ゴールを記録したムバッペは、「PSGへの加入は最高の喜びであり名誉なことだ。欧州でも最も野心的なクラブの一つであるPSGの一員になることを心から望んでいた」と語った。

 昨季モナコのリーグ制覇に大きく貢献したムバッペについて、PSGのナセル・アル・ケライフィ(Nasser Al-Khelaifi)会長は将来のスター選手として歓迎し、「同世代の選手の中で、彼が世界で最も前途有望であることは間違いない」と述べた。

 約1か月前にPSGが破格の2億2200万ユーロでネイマールを獲得して以降、今夏の移籍市場における移籍金はとどまるところを知らない高騰を続けている。スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は、すでに1億500万ユーロ(約137億円)を投入してドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)からウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)を引き抜いており、同選手の移籍金はボーナスを加えて総額1億4500万ユーロ(約189億円)に上るとみられている。

 一方、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)とアーセナル(Arsenal)は、モナコでプレーする仏代表のトマ・レマル(Thomas Lemar)の獲得に失敗した。この日のオランダ戦で2得点の活躍をみせたレマルは、カナル・プリュス(Canal Plus)に対し、「僕はモナコの選手だ。ここでとても満足している」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News