【東京聯合ニュース】1923年の関東大震災から94年となる1日、震災時に虐殺された朝鮮人を追悼する式典が東京都墨田区の都立横網町公園で開かれた。

 式典は日朝協会東京都連合会などが主催したもので、参列者らはただ朝鮮人という理由で虐殺された約6000人の犠牲者を追悼した。

 昨年まで東京都知事と墨田区長が送る慣例だった式典への追悼文はなく、「虐殺の歴史を否定している」との批判が高まっている。小池百合子都知事と墨田区の山本亨区長は今回、「3月と9月の都慰霊協会主催の大法要で犠牲になった全ての人々を追悼する」として朝鮮人追悼式への追悼文送付を取りやめた。

 関東大震災では「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「朝鮮人が放火している」といった流言飛語が飛び交い、自警団や警察、軍人らが在日朝鮮人を虐殺した。

 虐殺された朝鮮人を追悼する式典は、横網町公園の朝鮮人犠牲者追悼碑の前で日本市民団体の主管により毎年開かれてきた。追悼碑には「六千余名にのぼる朝鮮人が尊い生命を奪われた」などと刻まれている。